20脚以上キャンプチェアを持っている私。
買い足す度に、妻から「あんたのケツは何個に割れとんねん!!」と怒られています(苦笑)
そんなこともあって、最近は買い控えしていたのですが、久しぶりに物欲に負けてしまいました。
コールマンの「インフィニティチェアマックス」です!
コールマン インフィニティチェアについて
インフィニティチェアは、「雲の上に寝転んでいるような上質な座り心地」を追求したキャンプチェアです。
2018年の発売以来、座った人をダメにする椅子として有名になり、他社からも類似商品が発売されるほど、アウトドア界に影響を与えたチェアです。
出典:コールマンジャパン |
独特のリクライニング機能で、普通に座った状態から寝ている状態にまで無段階に角度を変えることが可能。
特に、フルリクライニング時の寝心地はとても気持ち良く、寝落ち確定の椅子でした。
「マックス」に進化したインフィニティチェア
今回私が購入した「インフィニティチェアマックス」は、ベースのインフィニティに以下の機能が追加されています。
サンシェード
角度を自在に変えられるサンシェードが追加されました。
更に、御簾のようなシートが付いているので、斜めからの光も防ぐことができます。
カーフクッション
足元のふくらはぎが当たる部分に、クッションが追加されました。
頭部のクッションと同様、位置を調整することができます。
カップホルダー
スマホやタブレットなども置ける大型のカップホルダーが追加されました。
アームレストの変更
アームレストが樹脂製から天然木にアップデートされました。
使ってみた感想
使ってみた第一印象は、「ああ、やっぱりこれは人をダメにする椅子や・・・」です(笑)。
独特の角度が、浮遊感を生み出しており、椅子ではありますが抜群の寝心地です。
個人的には、フルリクライニングさせるより、少し戻した位置の方が丁度良い感じでした。
試しに、娘に座らせてみると、その寝心地に、「ああ~♪」
「もう、動きたくない~」
(^^)
思った以上に使えたのが、サンシェード。昼寝にはもってこいですし、日が傾いた夕方でも、御簾のようなシートを垂らせば直射日光をさえぎれるので、とても使い勝手が良いです。
大型のカップホルダーが追加されたので、アルコールを飲みながら午睡を楽しむのにもってこいです。
他のチェアとの比較
ここからは、私の持っているリクライニング等の機能が付いたチェアとの比較をお送りいたします。
先ずは、コールマンのレイチェア。
3段リクライニング機構を搭載しており、コールマンの多数あるチェアの中でも人気の一品です。
普通のキャンプチェアとしての使い勝手も良く、値段も手ごろなため、家族分購入するのもアリです。
リクライニング性能については、バックシートしか倒れませんので、インフィニティほどの快適性はありません。
お次は、同じくコールマンのイージーリフトチェアです。
インフィニティチェアが発売されるまでは、「人をダメにする椅子」の座は、このイージーリフトチェアが占めていました(笑)。
リクライニングは、ほぼ水平の寝ている状態になりますが、角度を任意に変えられないため、椅子の状態か寝る状態かの2択になります。
寝心地に関しては、まるでハンモックのようで、インフィニティと比べても良い勝負です。ただ、足元のシートの開き方が多少窮屈なので、その点はやや劣ります。
最後にご紹介するのが、Qualzのフォールディングロッキングチェアです。
Qualzは、アウトドアショップWILD-1のプライベートブランドです。
このチェアは、名前の通りロッキングチェアですからリクライニングチェアではありませんが、自然の中でリラックスできるチェアとしては優秀なのでご紹介させていただきます。
ロッキングチェアは、ゆらゆらするのも去ることながら、足で自由にチェアの角度を変えて使えるのが魅力です。
個人的には、好きな椅子ですが、座り心地(寝心地)の良さで言えばインフィニティの圧勝でしょう。
同じ、ゆらゆら系には、ニーモのスターゲイズリクライナーもあり、こちらはハイバックシートの「ラグジュアリー」であれば、良い勝負です。
まとめ
購入の動機は、実を言うと「マックス」という言葉の誘惑に負けたからです。
「マックス」とか「デラックス」とかっていう言葉に弱い私(苦笑)。
ご紹介した通り、リクライニングチェアは既にいくつも持っていたので、インフィニティチェアが発売された当時は、購入を見送っていたのですが、今回は「マックス」という言葉に負けました。
結果としては、他のチェアとは一線を画する寝心地は、買って良かったと思えますし、サンシェードの使い心地も抜群ですから、買う価値は十分にあります。
また、使い方としては、キャンプより寧ろ、映画を観る椅子として活躍しています。リビングに120インチのスクリーンを導入している我が家では、いつもキャンプチェアで観ているのですが、インフィニティチェアのおかげで、映画館以上の快適空間が実現できています。
インフィニティチェアの定価は、12,980円ですが、マックスは18,700円ですから、差額は5,720円となります。サンシェードやカーフクッションなどが追加されたとは言え、キャンプチェアとしてはかなりの高額商品ですから、購入にはかなりの勇気がいる商品です(◎_◎;)
インフィニティチェアは、Amazonなどで実売価格8,500円程度で販売されていますし、ゼログラビティチェアなどの類似商品も豊富に販売されているので、マックスの価格はかなり高く感じてしまいます。
まあ、私は「マックス」という言葉に惹かれて買ったので、値段は二の次だった訳ですが、そんな拘りが無い方は、通常のインフィニティチェアでも良いと思います。カーフクッションは、普通のクッションでも代用できますし、ドリンクホルダーも、コールマンからオプションとして別売されていますし、汎用品を選ぶという手もあります。結局は、サンシェードをどう評価するかが、マックスの購入を左右することになるでしょう。
あとは、折り畳んだサイズがとても大きいのと、重量が11.5kgもあるので、持ち運びがタイヘンなので、肝心のキャンプに持ちだすのが億劫になるというのが最大の欠点かもしれません(苦笑)。