コールマン レイチェアは家のリビングでも使えるユーティリティーチェア

2019年6月12日

キャンプ沼 チェア

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皆様こんにちは、野外活動沼の住人ケイ太です。
お尻がいくつにも割れている私のキャンプチェアコレクション、第3回は、コールマンのレイチェアを紹介します。


レイチェアは、多数のキャンプチェアの中でも3段階のリクライニング機構を備えた珍しいモデルです。2016年頃の発売と記憶していますが、順当に販売数を増やしており、色もグリーンとレッドに加えオリーブが追加され、インディゴレーベルやファイヤープレイス版(シートに難燃性加工を施した物)などのバリエーションモデルまで発売されています。




リクライニングの構造は、肘置きの下にある金属プレートのノッチを使って背もたれのフレームとの長さを変えることで背もたれを倒すようになっています。
この構造上、シートに体重がかかっているとリクライニングしにくいため、リクライニング時に軽く腰を浮かせると楽に角度を変えることができます。

座り心地は、背もたれがハイバック仕様になっており、普通のハイバックチェアと比べても遜色ない座り心地です。座面の高さも43cmと標準的なキャンプチェアと同じぐらいですので、食事などの場面も含めて使い勝手が良く、普通のハイバックチェアを買うぐらいならリクライニング機構のあるこのチェアをおススメします。
カップフォルダーが付いていませんが、これは構造上仕方がないでしょう。
むしろ、木製の肘置きが肌触りが良く、高級感もあるのでカップフォルダー無しが正解でしょう。

リクライニングについては、3段階目がかなり倒れるので、座りながら空や星を見るのにも向いています。前回ご紹介した、イージーリフトチェアSTの次に、寝落ちの危険性のあるチェアです。

さて、座り心地と機能性を両立しているイージーリフトチェアですが、もう一つのポイントが、軽くてコンパクトという点です。
フレームはアルミ製で、3.7kgと軽く、これはコールマンのハイバックチェアと同じ重量です。軽いとはいえ、しっかりとした作りで剛性も高く、耐荷重量は80kgとなっています。


特徴的なのが、独特の背面のフレーム構造で、背面の中央に1本フレームが入っており、それが左右のフレームを支える構造になっています。中央と左右のフレームをつなげている横方向のフレームは、U字型にカーブしており、リクライニングしても背中に当たらないようになっています。このフレームが全体の剛性を高めているので、座っていてもぐらぐらすることなく、快適な座り心地につながっています。
収納時のサイズについては、約25×15×89cmとなっており、特筆すべきは長さ89cmという点です。殆どのハイバックチェアは、1mを超えており、コールマンのハイバックチェアでも収納時の長さが103cmとなっていますので、10cm以上コンパクトになります。この僅か10cmが車に積む時に効いてくるということは、ベテランキャンパーであればお分かりいただけると思います。
また、コンパクトなサイズであるため、普段は家のリビングの壁とソファーの隙間に置いてあり、テレビを観る時などに引っ張り出して使っています。

さて、私もこのレイチェアを約3年ほど愛用しておりますが、ネジを締めなおした程度で、まだどこも壊れていません。ネットのレビューでは、たまにシートが破れたという書き込みがありますが、幸い私のチェアはまだどこも破れていないです。

軽くてコンパクトで、丈夫で耐久性もあるこのレイチェア、キャンプ場から家のリビングまで、様々な場面で大活躍してくれています。

もう一脚、買うかな~



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