CX-8をグランドジャーニーに買い替えた

2023年4月21日

キャンプ沼

t f B! P L

キャンプを本格的に始めてから、車まで買い替えるに至った私。

そんな私の愛車は、マツダのCX-8ですが、先日、車検を前にして買い替えました。

今回購入したのは、2022年12月の大型マイナーチェンジを受けた最新のCX-8です。



実は、今回で3台目。


初代は、2017年に末に初期型を購入(納車は2018年3月)。

グレードは、XD PROACTIVEのディーゼル・AWDモデル。


その後、2020年5月に2019年モデルを購入(納車は2020年6月)。

グレードは、前回と同じくXD PROACTIVEのディーゼル・AWDモデル。

マツダ車は、ほぼ毎年、年次更新を行っているため、この時はハンドルを切った際の姿勢制御「G-ベクタリング コントロール」がハンドルを戻す時にも制御が入る「プラス」に進化。

更に、車輪の空転時にブレーキをかけて他のタイヤにトラクションを分散する「オフロード・トラクション・アシスト」が追加されました。

内装面では、マツダコネクトのモニタが7インチから8インチにアップし、Apple CarPlay/Android Autoが追加されています。


そして、今回は2022年12月に最新の2022年モデルを購入し、先日納車されました。

グレードは、XD PROACTIVEが廃止されたこともありますが、キャンパーとしては気になる「グランドジャーニー」を選択。

今回の買い替えでは、2020年モデルで変更となったSKY ACTIV-D 2.2の馬力が190PSから200PSへアップ(発生回転数は4,500rpmから4,000rpmに変更)されています。

その他、ハンズフリー機能付パワーリアゲートや、ワイヤレス給電(Qi)などの機能が追加されました。


CX-8グランドジャーニーについて

グランドジャーニーは、2022年の年次更新時に追加された特別仕様車です。

「家族で自然の中へ出かけたい、そして行き帰りのドライブもみんなで快適に過ごしたお客さまのための特別仕様車」という触れ込みで登場したこの車。

実は、先に登場したCX-5のフィールドジャーニーと類似のコンセプトで、アウトドアを意識した仕様に仕上げられています。

ベースグレードのスマートエディションに、各種特別仕様が追加されたモデルで、グレード的にはブラックトーンエディションに近い仕様になっています。


外装デザイン

外装では、フロント・リアバンパーガーニッシュがシルバーの専用デザインになっています。


所詮、樹脂製バンパーにシルバー塗装を施しているだけですので、本格的なオフロード車にあるような金属製のガードではありませんが、アウトドアっぽいデザインが気分を盛り上げてくれます(^ ^)


ホイールも専用デザインですが、フィールドジャーニーでは17インチにインチダウンしてオールシーズンタイヤを履いていましたが、グランドジャーニーは19インチのノーマルタイヤが採用されています。

私は、毎年、雪中キャンプに行くために17インチのスタッドレスに履き替えているので、寧ろ中途半端な性能のオールシーズンタイヤは不要です。


あと、他のグレードでオプション扱いのルーフレールが標準装備されているのもアウトドアを意識したモデルにピッタリ。これに関しては、物欲キャンパーの私には、必須装備です(笑)



外装に関するデザイン面では、フロントとリアのコンビランプが、円形から角形に変わっています。このBMWっぽいデザインは、個人的にはどうかと思いますが・・・。

2019年モデル

2022年モデル


2019年モデル

2022年モデル


それから、リアゲートのラインが太くなっています。

2019年モデル

2022年モデル

これまでのデザインでは、ラインがリアコンビランプに切り込むようなデザインになっていたのですが、今回は棒みたいなメッキラインがはめられているだけなので、正直カッコ悪くなりました。

マツダめ、コストダウンしたな!


フロントグリルは、これまでの横ストライプから格子状のデザインに変更されています。


あとは、サイドミラーが黒になっています。


実は、この一連の外装のデザイン変更は、我が家では不評で、今までの方がジェントルで良かったという評価になっています(苦笑)。


内装デザイン

内装は、ホワイトに統一されており、明るい雰囲気になっています。

2019年モデル(プロアクティブ)

2022年モデル(グランドジャーニー)

購入時に一番気になったのがこのホワイトと言う点。言わずもながら、キャンプ目的で考えると、汚れが目立つホワイトは避けたいところでしたが、内装色も特別仕様のため、選択の余地はありませんでした(苦笑)。

実物を見ずに購入したので、ちょっと不安だったのですが、納車されてみると、思ったほど白くはないので、まあ良いかと。

でも、シートのバックまで白なので、蹴っ飛ばすと汚れが目立つなー(苦笑)。



センターディスプレイは10.25インチと大型のサイズが採用されています。解像度も更に上がっているため、初代と比べると隔絶の感があります。

2019年モデル

2022年モデル


スピードメーターも、中央のスピードメーター部分が7インチ液晶ディスプレイに変更されています。これまでは、右側が液晶になっており、各種インフォメーションが表示できましたが、今回は逆に水温系・燃料計がアナログになっており、インフォメーション系はセンターに集中しています。

2019年モデル

2022年モデル

また、センターを液晶化したことで、走行モードに合わせてスピードメーターのデザインが変わるようになりました。


正直、賛否両論あると思うのですが、私はこれまでのメーターに慣れていたので、暫くは違和感が続きそうです(苦笑)。



シートは、特別仕様のファブリック。

2019年モデル(プロアクティブ)

2022年モデル(グランドジャーニー)

上位グレードのブラックトーンエディションは、グランリュクスが採用されていますが、私はファブリックが好みなので丁度良かったです。

グランリュクスは、スウェード調の合成皮革で、お尻が滑らず、高級感もあるので、最近他社でも採用が進んでいます。私は、シート素材としては、本革も含めてあまり好きではありません。というのも、どうしても蒸れるからです。

その点、ファブリックは通気性が良いので、蒸れにくいですし、昔と違って滑る事もありません。私がマツダを気に入っている点の一つが、ファブリックシートの出来の良さにあります。適度な硬さでホールド感があり、座り心地が良いので、ロングドライブでも疲れ知らずです。

グランドジャーニーのシートは、表面に特殊なシボ加工が施されており、更に滑りにくくなっています。

セカンドシートは、3人掛けのベンチシート。シートヒーター完備は、前モデルから継承されており、真冬のキャンプで威力を発揮してくれます。

それに、後席エアコンも独立して温度調整可能と、高級車並みの装備が揃っています。


2列目シートには、ワンタッチウォークイン機能という、ボタンを押すとセカンドシートが電動で倒れる機能があるのですが、正直微妙です。


電動でシートも前に移動してくれれば、そのまま乗り込めるのですが、シートが倒れるだけなので、乗り込むためにはシートを手動で移動させる必要があります。まあ、レバーで倒すよりは力が要らないので、子供でも操作できるという点では良いかと。

因みに、手動レバーも付いているので、お好みでという事でしょうか(苦笑)。



さて、内装面では、車内灯がLED化されているのも、キャンパーには嬉しい点です。ちょっと暗く感じますが、低電力ですからメリットの方が大きいです。

注意点としては、スマホのワイヤレス充電機能が標準で付いていますが、Apple CarPlayのワイヤレス対応はオプションな事です。

Google mapsをナビで使っている人が多いと思いますので、スマホ接続もワイヤレス対応しておく事をおすすめします。両方に対応していれば、充電スペースに置くだけで、Apple CarPlayが使えますから、物凄く便利です。

尚、センターディスプレイについては、オプションのドラレコの映像確認ができるようになりました。一見地味な進化ですが、これまでは録画を確認しようと思うと、スマホでWi-Fi接続して専用アプリにダウンロードするか、microSDカードを引っこ抜いてパソコンで確認するしかなく、超めんどくさかったのです。これで、ストレスなくドラレコ映像が確認できるようになりました。


走行性能について

走行性能についてですが、既に年次更新で熟成が進んでいるので大きな違いはありません。2019年モデルに比べて馬力が10PSアップしていますが、フル加速しても、元々トルクフルなディーゼルという事もあって、明確な違いは感じませんでした。

サスペンション周りにも手が入っているらしいのですが、違いは今のところ感じません。



さて、グランドジャーニー最大の特徴は、ディーゼルモデルにオフロードモードがある事でしょう。Mi-Driveと称する、走行モードを切り替えられる機能が新たに追加されました。通常走行のノーマルモードに加え、ディーゼル車はオフロードモード、ガソリン車はスポーツモードとオフロードモードが設定されています。実は、オフロードモードがあるのはグランドジャーニーだけ。

シフトレバー横に追加されたMi-Driveスイッチ

グランドジャーニー限定のオフロードモードですが、実はコレ、元々あったオフロード・トラクション・アシストの事で、特段何か機能追加がある訳では無さそうです。オフロード・トラクション・アシストは、オフロードや雪道でスタックした場合、空転しているタイヤをブレーキでロックし、他のタイヤにトルクを分散する機能で、他のグレードではAWD車に共通の機能です。

まあ、手元で簡単にオフロードモードに切り替えらえるのと、センターメーターがオフロード専用のデザインに切り替わるので、グランドジャーニーオーナーの特権という事にしておきましょう(苦笑)。

Mi-Driveは、最新のCX-60で採用されている機能で、今後のマツダ車に順次展開されていくと思われます。まあ、BMWやメルセデスでは昔からある機能なので、ようやくマツダが追い付いたというか、ハッタリ商売に切り替えたというか(苦笑)。


あとは、レーンキープアシストシステム(LAS)の進化版クルージング&トラフィックサポート(CTS)ですが、ステアリングを握ってナンボの私には関係ない機能です(爆)。

と言うのは冗談として、まだ評価できるほど走り込んでいないので、後日レポートしたいと思います。


まとめ

CX-8を3台乗り継いでいる私。実は、未だに車検を通したことがありません(笑)。

理由は色々あるのですが、一番はリセールバリューが良い事です。CX-8はマツダ車の中でもCX-5と並んで人気車種ですから、とてもリセールバリューが良いです。そのため、車検前に買い替えるとかなり良い金額で下取りしてもらえるため、リーズナブルに乗り継ぐことができてしまいます。


おかげで、常に最新のCX-8に乗ることができているのですが、新手のマツダ地獄です(爆)


グランドジャーニーは、特別仕様車という事もあってか、結構お得感の強いグレードです。

車内灯がLED化されている点で言えば、上位グレードのブラックトーンエディションはノーマルの車内灯ですから、グレードの逆転現象が起こっています。

実際、ブラックトーンとの違いは、シートがグランリュクスからファブリックになっている以外ほぼ同じですから、アウトドア好きでなくてもお得感が強いです。

勿論、既に述べたように、バンパーガーニッシュに代表されるスタイリング面でのアウトドア感の演出といい、LEDライトの採用やリアゲートのハンズフリー化など、キャンパーにとって嬉しい機能満載ですから、選ばない手はありません。

更に言えば、CX-8のAWDモデルは踏破性についても定評があり、アーバンSUV以上の活躍をすることは、私が真冬の北海道で身を持って経験しているので、ディープなキャンパーにも自信を持っておすすめできます。

あとは、400万オーバーとプチ高級車並みの価格をどう捉えるかですが、内装も含めたトータルで考えると、欧州プレミアム車に近い満足感を半額で味わえるならアリだと私は思います。



さて、私の唯一の不満点がこちら。

CD/DVDプレイヤー。

今まで、ダッシュボード中央にディスクユニットがあったのに、頭の上に移動してしまいました。



これを見た娘が一言。


「お父さん、テレビ付けたの?」


(+_+)



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