北海道キャンプ旅行記【雪中編】(準備)

2022年1月1日

キャンプリポート 雪中キャンプ

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全国の様々な所でキャンプしてきた私ですが、やっぱり北海道のキャンプは格別です。北海道特有の風景や自然、広大なキャンプ場など、どれをとっても本州を始めとする他の地域では味わえない物があります。

我が家は、これまでに2回北海道キャンプ旅行を行いましたが、いずれも夏のキャンプでした。最初は、阿寒湖から知床、霧多布湿原を中心とする道東方面、2回目は稚内から利尻島・礼文島に渡り、網走から富良野へと道北を一巡するルートを楽しみました。



北海道キャンプ旅行記【道東編】


北海道キャンプ旅行記【道北編】



北海道で行きたいところは、まだまだありますが、一方で北海道と言えばやりたいことがあります。


極寒雪中キャンプです!!


我が家はこれまで、新潟や福島などを中心に雪中キャンプを楽しんできましたが、冬の北海道といえば雪を楽しみ放題ですから、いつか挑戦してみたいと思っていました。

さて、北海道で雪中キャンプをするならどこかと考えた所、やっぱり北海道で最も雪深いニセコ周辺は外せません。そして、日本の歴代最低気温-41℃を記録した旭川にも挑戦してみたいです。流石に-41℃はマジでヤバいですが、過去に-10℃までは体験したことがあるので、我が家の冬キャンプ最低気温記録更新も兼ねて、旭川でキャンプすることに決定。


年末年始を挟む北海道雪中キャンプ旅行

問題は、日程です。

流石に真冬の北海道で無理は出来ませんし、移動に関しても吹雪などを考慮してかなりの余裕を持つ必要があります。新日本海フェリーで新潟から小樽に入ることも考えたのですが、去年の12月17日に大雪で関越自動車道が立ち往生、解消するのに3日近くかかったことを考えると、万が一を考慮して大洗-苫小牧ルートを選択。色々と熟考した結果、以下の日程となりました。


1日目  大洗~さんふらわあ

2日目  苫小牧~札幌(ホテル泊)

3日目  札幌~ニセコ(ニセコサヒナキャンプ場)

4日目  ニセコ(ニセコサヒナキャンプ場)

5日目  ニセコ~旭川(ホテル泊)

6日目  旭川(アサヒの丘キャンプ場)

7日目  旭川(アサヒの丘キャンプ場)

8日目  旭川~小樽(ホテル泊)

9日目  小樽~苫小牧

10日目  さんふらわあ~大洗


全行程9泊10日で、うちキャンプ泊は4日と、北海道雪中キャンプ旅行としては少々迫力に欠けますが、無理は出来ません(笑)。

そもそも、雪中キャンプはテントの設営だけでも2時間以上かかりますから、到着が遅れて夕暮れになるとキャンプどころでは無くなります。そのため、移動日には必ずホテル泊を挟み、余裕を持って行動できるように日程を組みました。

予定では、12月27日スタートで、旭川で大晦日を迎えることになります。


北海道雪中キャンプに向けて用意したアイテム

さて、北海道に持ち込むキャンプ道具ですが、流石に物凄い量になりました。

基本的には、毎年の雪中キャンプで使用しているアイテムになりますが、旅程が長いのと、最大-20℃ぐらいまでは想定しておく必要があるので、私のキャンプ人生最大の物量となりました(笑)。


リビングの一角に積み上げられたキャンプギア
リビングの一角に積み上げられたキャンプギア。
これでもごく一部。


テント:ROBENS Klondike Grande

タープ:TATONKA タープ2TC

タープポール:Snow Peak ウィングポールレッド240×2本

ペグスノーペグ(自作)+Snow Peak Solid Stake(30×21本、40×8本)

ペグハンマーSnow Peak ペグハンマー PRO.S、NEMO メルダーハンマー

テーブルCampers Collection タフライトファイアープレイステーブル

     mont-bell マルチフォールディングテーブル ワイド

チェアColeman コンパクトフォールディングチェア×2

    FIELDOOR クラシックチェア×1

マット:NEMO スイッチバック

    ニトリNウォームラグ200×240cm

シュラフColeman アドベンチャーSB/C0、Coleman キッズマミー

     Nanga ダウンバッグ、オーロラライト600DX

     毛布×2

ランタン:GENTOS EX-109D×2、 SOL-013C、EX-036D

     BAREBONES レイルロードランタン

     JD Burford カンブリアンランタン

ランタンスタンドSnow Peak パイルドライバー×2

バーナーSnow Peak HOME&CAMPバーナー

     SOTO ST-310×2

薪ストーブtent-Mark DESIGNS iron-stoveちび

石油ストーブTOYOTOMI KS-67H

ストーブファンVODA ストーブファン

焚火台mont-bell フォールディングファイヤーピット

クーラーボックスSHIMANO フィクセルプレミアム22L

スノーブーツSOREL カリブー、mont-bell ヴェイルブーツ

スノーシューDODスノーシュー

スノーショベルMSR オペレーター Tショベル


その他、小物類

ハンガーラック(自作)

テント用断熱材(極厚銀マット、プチプチシート)

折り畳みポリタンク(7.5L)

水筒(1L)

クッカースタンド(UNIFLAME)

ガストーチ(SOTO フィールドチャッカー)

ポケットトーチ(SOTO マイクロトーチコンパクト)

マッチ

フライパン(極SONS COCOpan20、22,26cm、プレミア26cm)

鍋(アルミ製鍋24cm)

クッカーセット(UNIFLAME 山クッカー角型)

ケトル(グランマーコッパーケトル小)

食器・カトラリー類

調味料

キッチン用ウェットシート

キッチンペーパー

アルミホイル

ラップ

タッパー

ビニール袋(50L、70L)

LED懐中電灯

救急セット(包帯、ガーゼ、絆創膏、イソジンetc)

石鹸

洗剤

洗濯ばさみ

折り畳みハンガー

歯ブラシ&歯磨き粉

ティッシュ

ウェットティッシュ

タオル(多数)

ゴム手袋(テムレス)

使い捨てカイロ

温度計

一酸化炭素メーター

灯油缶10L+5L

ブリケット20kg


テントは、毎年雪中キャンプで慣れているクロンダイクグランデ。直径5mと大型のテントですが、極厚銀マットとプチプチシートでしっかり断熱すれば、超快適に過ごすことができます。

そこへ、ニトリNウォームラグを敷くので、これで寒さ対策はバッチリです。

実は、更に寝るとき用に、コールマンのキャンパーインフレーターマットを持っていこうとしたのですが、どう頑張っても車に載らなかったので諦めました(苦笑)。


煖房は、薪ストーブに加え、トヨトミのKS-67Hを追加。KS-67Hは木造17畳まで対応する高出力石油ストーブですから、如何に旭川が寒くても、これで十分なハズ。ちなみに、薪ストーブとKS-67Hを同時に焚くと、幕内温度があっという間に38℃を越えることは、12月の富士山YMCAで確認済みです(笑)。


シュラフは、コールマンの0℃対応モデルに、5℃対応のシュラフを入れて2重に。娘は、この状態で-10℃でも快適に寝ていたので、更に毛布があれば大丈夫なハズ。

私はNangaのオーロラライト600DX。スペック上は-11℃までが快適温度となっており、これまでも-10℃の環境下で寝れたので、今回も大丈夫でしょう。これで寒かったら、予備の毛布とホッカイロ攻撃で撃退してやります(笑)。


タープは基本的には不要なのですが、雪中ジンギスカンをしたいと言う野望があるので、一応持っていくことにしました(笑)。


バーナー類は、カセットボンベが使えるスノーピークのHOME&CAMPとSOTOのST-310を選択。本当は、極寒の中ですからコールマンのツーバーナーを使いたかったのですが、車載スペースが無くてあきらめました。氷点下でも使えるガソリンバーナーは、こんな時こそ活躍するのですが、これでは何のために2台も持っているのか分かりません(苦笑)。


ちなみに、クーラーボックスは、冷やすためではなく、凍らないようにするために持っていきます(^ ^)


その他、小物類では、サーモスの真空2重構造の水筒を持っていきます。断熱性能の高い水筒は、熱いお茶などを入れておけば、体が冷えた時に助かるので、夏だけでなく冬でも大活躍します。


薪については、今回利用するニセコサヒナキャンプ場とアサヒの丘キャンプ場のいずれも薪販売があるので、東京から持っていく必要は無いのですが、売り切れ等のトラブルを考慮してブリケットを持っていくことにしました。


他にも防寒対策のウェアや帽子、ネックウォーマーなど、衣類もスゴイ量に・・・。

結果、愛車のCX-8は、3列目シートは当然倒してラゲッジスペースにしていますが、リアゲートを押し込まないと閉まらないぐらいパンパン状態に。容量350Lのルーフボックスも、チェアやスノーシューなどをギリギリまで満載。


CX-8


それでも収まらない食器や衣類が、2列目の座席まで浸食。

うーん。7人乗りのはずが、3人でいっぱいいっぱいって、どうゆうこと!?


今年は、幸か不幸か例年には無い大寒波が襲ってきていて、天気予報では旭川の正月は最高気温-10℃最低気温-20℃という異次元の寒さになるとか。

まあ、これだけ防寒対策すれば大丈夫でしょう(苦笑)。

あとは、猛吹雪にならないことを祈るばかりです。


それでは、北海道に向けていってきまーす!!



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