最近は、100円ショップでは無くなりつつあるダイソー。
キャンプグッズについても、折り畳みチェアからメスティンまで、その充実ぶりはキャンパーでなくても驚くことでしょう。
さて、そんなダイソーから、アウトドアショップでもありそうでなかった製品が発売されました。
シェラカップ用フタです!
シェラカップは、言わずと知れたアウトドア定番のグッズで、単なるカップとしてだけでなく、お湯を沸かしたり、燻製を作ったりと、アイデア次第で様々な使い方ができます。
詳しくはこちら!
そんなシェラカップですが、フタが無いのが基本です。
一応これまでも、ステンレス製のフタ(リッド)や、シェラカップで炊飯できる木製のフタは販売されてきましたが、あまりメジャーな商品にはなりませんでした。
今回、ダイソーから発売されたシェラカップ用フタは、そういった製品とは少し異なります。
このフタは、ポリエチレン製で弾力があり、シェラカップのフタにピッタリはまるように作られています。
シェラカップのハンドル部分には切れ込みが入っており、フタが浮かないようになっています。
このフタを使うと、シェラカップにしっかりとフタができるので、タッパーのような使い方ができます。
私は、キャンプでよくシェラカップに肴を入れて一杯やるのですが、少し余ってしまうことがよくあります。そんな時でも、これがあれば、しっかりフタができるので、とても便利です。
特に、柿の種のような乾き物は、アウトドアでそのまま放置すると、直ぐに湿ってしまうので、このフタは私にとっては救世主です(笑)。
さて、問題は、どんなシェラカップでも使えるかどうかです。
シェラカップは、直径12cm、容量300mlが基本ですが、メーカー毎に大きさや細部に僅かな違いがあるため、このフタがどこまで対応可能かが気になるところです。
ということで、手持ちのシェラカップで試してみました。
チャムスは、丁度ピッタリでした。
SHO’Sは、ほぼピッタリですが、僅かにタイトな感じです。
テンマクデザインのチタンシェラは、少しゆるめです。
WILD-1は、テンマクより更にゆるめです。
口径はあっていますが、少しガタツキがあります。
残念なのは、ダイソーのシェラカップ。
フタのハンドル部分の切れ込みの幅が短くて、ハンドルがハマりません(苦笑)。
ダイソーで販売されているシェラカップは、ステンレス製とプラスチック製の2種類がありますが、ステンレス製はエコー金属の製品で、クオリティ面では微妙な商品です(まあ100円なので仕方が無いのですが)。
今回のシェラカップ用フタもエコー金属製ですが、こちらはより一般的なシェラカップに合わせて設計されているようで、製造も日本製です(シェラカップはインド製)。
次に、シェラカップに水を入れて、どれぐらい密着しているかテストしてみました。
チャムスは、ピッタリはまっていることもあって、全く水漏れ無し!
SHO’Sも、全く水漏れ無し!
しかし、テンマクデザインとWILD-1は、予想通りじゃじゃ漏れ(苦笑)。
口径や口周りの曲げ加工の厚みを比べてみると、チャムスとSHO’Sはほぼ同じですが、WILD-1は、僅かに口径が小さく、厚みも薄いです。
上からWILD-1、チャムス、SHO’S |
本当に僅かの差ですが、この差がピッタリはまるかどうかの分水嶺ということになります。
まあ、フタとしては十分機能しますので、中身次第というところでしょうか。
さて、実はこのフタ、真ん中の凹みシェラカップの底の大きさに合わせてあるため、重ねてスタッキングが可能です。
これなら、タッパーとしても使いやすく、クーラーボックスに入れても、転がったりしにくく便利です。
キャンプでは、食材が余ったり、食べ残しが出たりすることがよくありますが、これなら、タッパー代わりにシェラカップに入れて、クーラーボックスで持って帰ることができます。
これで、2つで100円(税別)ですから、シェラカップを持っている方は、是非一度買って試してみてください!
と、ここまで書いておいて何ですが、実はこの商品、キャプテンスタッグのパクリ商品でした!!
ほぼ同じ商品が、キャプテンスタッグから250円(税別)で販売されています!!
(キャプテンスタッグの商品はこちら)
違いは、耐熱温度がダイソーが60℃に対してキャプテンスタッグが70℃という点だけ。
まあ、この手のことは、シェラカップ用ザルでもあったことなので(詳しくはこちら)、今更パクリと指摘することもないのですが・・・
まあ、
その、
アウトドアメーカーも大変だなーと(^_^;