BE-PAL付録karrimorソロ鉄フライパンで肉を焼いてみた

2022年12月9日

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久しぶりのBE-PALネタです。

今月号(2023年1月号)の付録は、karrimor(カリマー)のロゴが入ったスクエアフライパン。

私は、ビーパルを定期購読していますので、発売日に早速受け取ってきました(^_^)


karrimor(カリマー)について

カリマーと言えば、リュックサックで有名なイギリスのメーカーです。創業は1946年と古く、サイクルバッグを皮切りに、登山用リュックやウェアなどをリリースしています。

ブランドの語源は「carry more=もっと運べる」。

その語源通り、背負いやすく信頼性の高いリュックは、世界中の登山家やクライマーから支持されています。

私は、SFプレデター30を愛用していますが、その武骨さ故、ソロキャンユーザーの間でも人気となっています。

そんなカリマーとビーパルがコラボしたのが、今回の付録「karrimorソロ鉄フライパン」です。


karrimorソロ鉄フライパン

karrimorソロ鉄フライパンは、スクエア(角型)タイプのフライパンです。アウトドアブランドも含め、角型は意外と珍しいです。

ソロ鉄を謳っているぐらいですから、素材は鉄(スチール)。厚みは約1mmですから、フライパンとしてはかなり薄いですが、まあ付録ですから仕方がありません。


底には、大きくカリマーのロゴがエンボス加工されています。

表面は、黒色のコーティングが施されています。


ハンドルは折り畳み式。

お世辞にも出来が良いとは言えませんが、小型フライパンとしての必要条件は満たしているかと。


サイズについて

フライパンのサイズについては、底が約13cm×13cmの方形となっており、ハンドルの反対側の縁が斜めに加工されているため、開口部の長さは約15cmあります。

深さは、約2cmですから、フライパンとしては少し浅めです。


特徴としては、「ジャスト”食パン”サイズ」と謳っている通り、丁度食パンが入ります。

大きさの比較に、テンマクデザインの「まるほ」マルチホットサンドメーカーと、スクエアクッカーの代表格ユニフレームの山クッカー角型に付属のフライパンを並べてみると、この通り。

フライパンとして見ると、ソロ鉄フライパンが一番大きなサイズとなります。

8枚切りのパンを入れると、「まるほ」はホットサンドメーカーですから若干きつめ、ソロ鉄フライパンは少し余裕があり、山クッカーフライパンは少しパンがはみ出します。

深さを比べると、「まるほ」の浅底クッカーとほぼ同じ、山クッカーフライパンの3分の2程度です。


実際に使ってみた

使ってみると、これが意外にイイ!

厚みが無いので、スキレットなどに比べて蓄熱性は劣りますが、直ぐに全体が温まりますので、スピーディーに調理ができます。

ただ、残念ながらフッ素樹脂加工ではないようで、わりと焦げ付きます(苦笑)。


食パンは、両面にバターやマーガリンを塗って、中火で両面を1~2分づつ焼けば、コンガリと美味に焼きあがります。

熱の回りが早いので、少しバーナーから離した状態で焼くと、キレイに焼けます。


蓋はありませんが、アルミホイルで代用すれば、半熟の目玉焼きもこの通り。




さて、鉄フライパンですから、やっぱり肉を焼きたいというのがキャンパーの性(苦笑)。


フライパンに油をひいて、中火より少し弱めの火で焼いていきます。

良くも悪くも、フライパンが薄いので、直ぐにじゅうじゅうとなります(^o^)

ひっくり返すと、コンガリ!


焼く上での注意ですが、火の回りが早いので、ちょっとづつフライパンを動かしながら、全体に火が通るように焼いていくと良いです。

上手に焼けました(≧▽≦)


切ると、肉汁ジュワ~

良いシズル感です(笑)


全部並べると、こんな感じです。試食すると・・・


(゚д゚)ウマー


味的には納得の仕上がりです。目玉焼きを乗せて、パズーのパンに。

美味しく頂きました(笑)


まとめ

使ってみると、食パンを焼くだけでなく、通常の調理についても、ソロに丁度良いサイズでした。

深さも適度にあるので、炒め物や軽い煮物にも対応できるのが良いです。

また、ハンドルの反対側が斜めになっていることで、中身が取り出しやすくなっています。

厚みが約1mmと薄いですが、その分すぐ温まりますので、ソロ用と考えれば使い勝手は悪くありません。


ただ、良いことばかりでは無く、ダメな点もありました。

先ずは、塗装が焦げ付きやすく、耐久性も弱いことです。

5回ほど洗いましたが、かなり剥げてしまいました。

特に、目玉焼きなどは、焦げ付きやすいので、しっかりと油をひく必要があります。


もう一つは、熱で歪むことです。

写真の通り、かなり歪んでいます。

まあ、付録ですから仕方がありませんが、もう少し厚みがあればと思います。



さて、角型のクッカーやフライパンは、市販品でもあまり無く、貴重な存在です。

角型なので、玉子焼きも綺麗に焼ける。

角型は、丸型に比べてリュック内のスペースを無駄なく使えますし、重量も138gと軽量ですから、ミニマルなソロキャンプに向いています。

塗装が悪いのが最大の欠点で、これは使う前にサンドペーパーで落としてしまうのがベターです。

サンドペーパーで塗装を剥がし、食用油でシーズニングを行えば、鉄フライパンとしての真価を発揮する。


正直、耐久性まで考えると微妙なアイテムですが、そういった点も含めて遊べる人にはおすすめです。

肉も焼けますしね(笑)



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