今シーズン向けに保存していた薪にカビが発生!

2019年11月18日

焚火

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そろそろ、本格的な冬キャンシーズンですので、薪ストーブに使うために薪をチェックしていた時のことです。屋内でストックしていた薪を調べたところ、薪にカビが生えていることに気が付きました。
乾燥済みのミックス薪を今年の3月頃に購入したのですが、プラスチックコンテナに入れて保管していたところ、湿気が中に溜まってカビが生えたようです。だいたい3割ぐらいがカビている状態で、庭の軒先で乾燥させることにしました。



カビが生えていても、薪としては使えますが、含水率が高い(水分が多い)可能性がありあす。含水率の高い薪(つまりは乾燥が十分でない薪)は、燃えにくく煙が多く発生しますので、できるだけ乾燥させた方が良いです。

先日購入した含水率計で測ってみると、表面は17%でしたが、薪を割った内側は25.8%と結構な高さです。



薪ストーブ用の薪は、含水率20%以下が推奨となっていますので、若干高めということになります。

ミックス薪は、様々な広葉樹が混ざった薪ですが、同時期に薪割りをして乾燥させたとしても、樹種によって乾燥具合が異なるので、含水率が高い物が含まれていたようです。大量に買ってきて置き場に困ったので、プラスチックコンテナに入れて、玄関に置いていたのが悪かったようで、含水率が高い薪を中心にカビが発生したようです。


中には、このように一部が黒く変色している物もあったのですが、割ってみると変色している部分は表面だけで、含水率も19.4%とギリギリ合格ラインであることが分かりました。


これとは別に、去年から苦労して割った薪(苦労談はこちら)を乾燥させておいたのですが、今年の夏は雨が多く、秋も台風が多かったので、かなりの薪にカビが出ています。




写真では分かりにくいですが、薪の断面が黒くなっているのは全部カビにやられています。


物によっては、白い粉を噴いたような状態になっている物も多々あります。

時々状態を見て、カビが生えている物は日が当たるように位置を変えたりしていたのですが、結構カビてしまいました。今年は、毎週末のように雨が降っていたので、なかなかキャンプに行けず、強行しても必ず雨が降るという厄介な年でしたが、そんな天気が薪にまで影響してしまうとは考えていませんでした。


試しに、椚(クヌギ)の薪を割ってみたところ、外側が7.6%、内側が12.0%と良好な状態。これなら十分に使えそうです。今年の2月頃に割った薪ですので、9カ月ほどでここまで乾燥しているのであれば十分です(含水率計が正しければですが・・・汗)。まあ、南向きで陽当たりの良い軒先を占有していた薪たちですから、きっと大丈夫でしょう(笑)。
本格的に薪ストーブで使う前に、キャンプで焚火をして薪の状態を確認したいのですが、家庭の事情で年内は行けそうにないのが辛い所です。

自分で薪割りした薪は、軒下の雨のかからない所に置いていたのですが、風が強いと吹き込むので、けっこうずぶ濡れになっていました。来年はもう少し本格的な薪棚を作るなど、対策が必要かなーと考えつつも、自宅で薪ストーブ使ってる訳でもないのにでっかい薪棚があるのもちょっと近所の目が・・・って今でも十分近所の人から注目を浴びていますが(苦笑)。




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