DCMも本格参入!ホームセンターのキャンプギアがアツい!!

2021年7月29日

topics

t f B! P L

今月のBE-PALを読んでいて、とある広告に目が留まりました。



DCM!?

DCMホールディングスと言えば、ホーマックやケイヨーD2を傘下に持つホームセンター業界最大手の会社です。去年、島忠に対するTOBを行うも、ニトリホールディングスに競り負けましたが、ホームセンター業界売上1位を保っています(2020年8月現在)。


近年のキャンプブームを受け、ホームセンターも本格的なキャンプギアを取り扱うようになりました。特に、カインズやコーナンは、自社オリジナルブランドの商品を出しており、差別化や低価格化を行っています。

そんな中、DCMもBE-PALに広告を出すぐらいですから、オリジナルブランドで勝負に出てきたと言う事でしょう。


ということで、早速DCMグループの1つ、「くろがねや」に行ってきました!


先ず私がチェックしたのは、キャンプチェア。



DCMブランドの「アルミローチェア」。

コールマンのコンパクトフォールディングチェアにソックリとあって、座り心地もソックリでした(笑)。

値段は税込み3,828円(以下全て税込)ですから、本家の6割ぐらいの値段です。これなら、出費が嵩むファミリーキャンパーでも、家族分購入することができます。


こちらは、「ディレクターチェア」。



サイドテーブル付きで、こちらも3,828円。



他には、最早、パクリの代名詞となったパチノックスこと「リラックスチェア」。

値段は、驚きの2,728円!

ちなみに、写真右の「フォールディングチェア」は、877円!!

うーん、キャンプギアの価格破壊が進行しているような気がします(笑)。


さて、キャンプと言えば焚火です。



こちらは、DCMブランドの焚火台「ヘキサファイアピット」です。

一見、キャプテンスタッグのヘキサステンレスファイアグリルに似ていますが、こちらは、最近流行の2次燃焼システムが組み込まれています。



ロストル下には灰受け皿も付いていますが、高さ的には、この焚火台の下を嵩上げしないとグランドへのダメージがありそうです。



組み立て・分解も簡単で、6枚の板を繋げて灰受け皿とロストルをセットするだけと簡単。

オールステンレス製ですから、耐久性もそれなりにありそうです。

値段は、6,578円と少し高いですが、2次燃焼付きですから妥当な値段だと言えます。



焚火台系では他にも、「ステンレスBBQ&焚き火コンロ」が驚きの3,278円!

焚火台に合うサイズのネットテーブルも3,278円ですから、合わせて買っても7,000円でおつりが来ます。


焚火台といえば、こんな商品も。



ユニフレームにそっくりな「メッシュ焚き火台」です。

お値段1,958円と、本家の3分の1以下!



こちらは、シンプルな「バーベキューコンロ」が2,178円。「バーベキューネットテーブル」が2,728円と、このセットなら5,000円を切ります。



もう一回り大きな「ステンレスBBQコンロ」は4,378円。同サイズの「バーベキューネットテーブル」も4,378円で販売されていました。

DCMブランドのBBQコンロの特徴が、このネットテーブルを各サイズに合わせて用意しているところで、人数に合わせてコンロとテーブルをセットで選べるようになっています。これは、本格的なアウトドアブランドも含めて今まで見たことが無く、珍しいラインアップの仕方だと思います。



BBQコンロに合わせる商品には、ピザオーブンが4,378円で販売されていました。オーブンには温度計も付いていますし、ピザストーンとピザピールまで付いていますから、かなりお得感があります。


さて、他の商品も見ていきましょう。



炭などのBBQの燃料系アイテムは、ホームセンターだけでなく、100均のダイソーも参入するなど激戦区となっています。

その中でも、定番のインスタントコンロは、最も激しい争いが行われている商品です。



DCMのインスタントコンロは、小が327円、大が657円でした。

他と比べると・・・

ダイソー330円550円
コーナン327円657円
DCM327円657円

大はダイソーが100円ほど安いですが、小は拮抗しています。

こうなると、燃焼時間の勝負となるのですが、DCMのみ使用目安時間90分となっています。

ダイソーは以前テストしたことがあるのですが、その時は大で、着火に18分、調理時間は45分程でした。

もしも、DCMが90分もつなら、コスパ的には最強となるはずですので、これはいずれ確かめて見なければ・・・。


他に、気になったのがこの「着火オガ炭」。



通常、この手の商品は、袋に入っているのですが、DCMはアルミ皿に入っており、これをBBQコンロにセットして使うだけで、後片付けもアルミ皿を捨てればOKとなっています。勿論、後から炭を足すことも出来ますから、片付けまで考えられたアイデア商品です。

BBQコンロはタレや肉の油で後片付けが結構タイヘンですので、これなら後片付けもラクチンです。

やったことがある方なら分かると思いますが、BBQコンロにアルミホイルを敷くという方法がありますが、市販のアルミホイルは薄すぎて炭の熱でボロボロになってしまい役に立ちません。LOGOSのBBQ用アルミホイルを使うという手もありますが、厚みがあるので逆に加工が難しく、綺麗に敷けません。ですが、これなら皿型ですから、そのまま使えるので、BBQの準備・片付けの手間が省けます。


薪も、針葉樹、広葉樹、更にはスウェディッシュトーチまで売っています。



値段も、広葉樹が767円とホームセンターで売っている薪としては安いです。

スウェディッシュトーチは、1,097円ですから割高ですが、キャンプ場などで売っている物は2~3千円しますから、それに比べれば随分安いです。


DCMは、焼き網も各種サイズが充実していますから、普段自分が使っているBBQコンロの焼き網を安く入手できます。



我が家が大好きな、使い捨てジンギスカン鍋(写真右の丸い皿状の物)も売っているので、もう北海道で探し回る必要もありません(笑)。




それにしても、DCMのキャンプギアは豊富です。ホットサンドメーカーやスキレットもありますし、今回は売っていませんでしたが、ドームテントまでラインアップされています。


キャンパーの間では、カインズがオシャレな商品が多くて人気がありますが、DCMはオリジナル商品の数では上回っている印象があります。

私も、今後の定点観測に「くろがねや」を追加したいと思います。家から遠いんですけどね~(苦笑)。



プライバシーポリシー及び免責事項

QooQ