薪割り8日目 ついに欅の巨大玉切りと対峙する

2021年5月14日

薪ストーブ 焚火

t f B! P L

楽しかった(?)薪割りも、遂に大詰め。

最後まで残しておいた、欅(ケヤキ)の玉切りを割ります。



直径30cmの薪割台と比べても、この大きさです。

4分の1にカットされた玉切りですが、1辺が25cmありますので、元は直径50cmオーバーの大木だったことでしょう。そもそもが、繊維質で割り難い欅ですから、今回の最大の難物です(笑)。


こいつを割るには、楔(クサビ)の出番です。



薪割り6日目に、愛斧ヘリテイジ嬢の救出に使った楔とハンマーですが(詳細はこちら)、本来はこいつを割るために、用意していたものです。


打ち手は、今回もストレス解消を兼ねた娘です(笑)。



順調に2本の楔を打ち込んでいきますが・・・



割れません!!


楔を完全に打ち込んでも割れません。

流石は、大玉の欅です。



打ち込んだ楔が抜けなくなってしまったので、横から打ち込んで、割り広げていきます。



救出した楔を使って、反対側からも打ち込んでいきます。



あとちょっとですが割れません!



最後は、手で強引に引き剝がしました(;´Д`)


打ち手は、楔を横から打ち込むあたりで、脱落。

娘曰く、「全然割れへんやん!余計ストレス溜まるわ!!」

まあ、しゃーないなー(苦笑)。


で、事はこれでは終わりません。

薪にするためには、10cm前後の太さまで割る必要がありますが、これがまた割れません



よく見ると、コブのような物があります。どうやら虫が食った跡のようです。

こういう所は、一番割れないんですよね・・・



ここまで来ると、最早、薪割りとは違う別の何かをやっている気がします

とは言え、もう、意地で割りました。ここまで来たら、欅との勝負ですから(笑)。



さて、この玉切り、もう一つあります!



先に割った曲玉の片割れです。



先に割った曲玉は、コブが中に隠れていましたが、こちらは断面からコブが見えています。



経験済みですが、ここまで打ち込んでも割れないのは、流石に萎えます(苦笑)。



反対側から打ち込んで・・・



何とか半分に。



小割にしようと見てみると、年輪に色の違いがあります。

ここは、あえて愛斧で割ります。


見えるぞ!私にも木目が見える!!



パッカーン


一気にストレス解消!


・・・と言いたいところですが・・・



ここまで巨大なコブは見たことありません(笑)



と言うことで、楔を打ち込んでいきますが・・・



力尽きました(笑)



チェーンソーで切ることも考えたのですが、そこまでするのは超メンドクサイのでやめました。

大割の薪としても普通の倍ぐらいの太さですが、薪ストーブにはギリギリ入りそうなので、このままで良しとします(苦笑)。




これで、300kgあった玉切りも、全て薪にすることができました。

いやー今回も色々ありました。たかが薪割りですが、運動にもなるので、テレワークで鈍った体を動かすのにと始めたのが3月下旬。

最後の薪割りがGWになってしまったので、結局1ヶ月以上かかってしまいました(^_^;


思い返してみると、パッカーンと気持ちよく割れたのは、6割ぐらいな気がします。薪割りはストレス解消にもなると思ったのですが、微妙でした(苦笑)。


前回は、カエデなどの曲玉があって苦労したので、今回は樹種を選んだつもりでしたが、コブや枝分かれに悩まされる結果に終わってしまいました。



とは言え、これだけの大割の薪が確保できたので、今から冬キャンプが楽しみです。




最後に、愛斧ヘリテイジ嬢の汚れを落として、オリーブオイルを塗っておきました。

「ヘル子、また会おう」



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