北海道キャンプ旅行記【道東編】9日目(登別温泉)

2019年7月29日

キャンプリポート

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2018年8月24日(金)
十勝エコロジーパークオートキャンプ場の400平方メートルという広大なサイトでキャンプを満喫した私は、たらふく飲んで食べてぐっすり眠っていました。
ところが、嫁は6時過ぎにゴーッという音に起こされました。


熱気球が朝から飛んでいたそうです。写真は嫁が撮ったものです。
私は全く気が付かず、爆睡していました・・・

さて、この日は、十勝エコロジーパークオートキャンプ場から登別温泉へ、242kmを移動します。



北海道は、日本でも有数の温泉地で、道内に約250の温泉があります。登別温泉は、その中でも1番の人気であり、全国でも草津や別府と並び称されるほどの有数の温泉でもあります。その特徴は、「温泉のデパート」とも称されるほどの源泉の種類で、硫黄泉や芒硝泉など実に9種類もあります。

また、登別温泉は、「目」でも楽しめる温泉で、「登別地獄谷」や「大湯沼」などの奇景から、「大湯沼川天然足湯」まで、様々な風景を楽しむことが出来ます。


登別地獄谷。山の至る所からガスが噴き出しています。
摩周湖観光で観たアトサヌプリ(硫黄山)も、荒涼とした景色でしたが、こちらも負けず劣らずな景色を観ることができます。



「登別地獄谷」から「大湯沼」までは、遊歩道が整備されており、美しい自然の景色と、突然現れる源泉の景色の両方を楽しむことが出来ます。この日の登別は雨が降っていたので、所々では足元がかなりぬかるんでいたので、歩くのに苦労しました。


周囲1km、深さ22mの「大湯沼」。表面温度は50度、最深部は何と130度!
こんな沼にハマったら大変なことになります。


沼の周囲は、湧き出した温泉の硫黄で真っ黒です。


こちらは、大湯沼の近くにある、「奥の湯」。
登別温泉街の多くの旅館の源泉としても使われています。

写真は撮り忘れてしまいましたが、「大湯沼川天然足湯」にも行きました。「大湯沼川」は、その名の通り「大湯沼」や付近の「大正地獄」という温泉沼から湧き出てきた源泉が流れ込んでいる川で、まさに温泉の川です。この川の一部に木製のデッキが設置されていて、足湯が楽しめます。川は、大湯沼から流れ込んでるだけのことはあり、青灰色に濁っていて硫黄臭が漂っています。温度も、そこそこの湯温ですが、「季節や天候によって温度が高くなることがあるので注意」と看板が立っています。特に近くの「大正地獄」の活動によっては、急激に水温が上がるようで「注意」が必要とのこと。注意と言われてもな~と思いつつも、散策で疲れた足を癒してくれる天然足湯にしばらく浸かっていました。

さて、この日は北海道で最後の夜ですが、登別温泉石水亭で泊まりました。
登別温泉石水亭の源泉は、「奥の湯」で、泉質は「含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉」です。源泉温度が60.9度と高いため、源泉から旅館まで引いてきている間の自然冷却だけでは温度が下がらず(季節による)、加水しているとのこと。色は、青灰色で、わずかに濁りがあり、硫黄臭が立ち込めています。pHは5.4と弱酸性で、見た目ほど酸性が強くないので、肌にも優しい温泉です。

温泉にじっくり浸かって疲れを癒した後は、ビールをキューッとやって、これを食べます。


ジンギスカン!
夕食はバイキングで、和・洋・中と各種あります。
シェフがライブ調理するコーナーもあり、天ぷらや和牛ステーキなども楽しめました。


スイーツも、ケーキから和菓子までバラエティに富んでおり、娘も大満足!

「お父さん、もう一泊しない?」

「いや、明日帰るから・・・」

「・・・・・ちぇーーーーっ!」

続く

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