九州キャンプ旅行記(準備)

2023年9月11日

キャンプリポート

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私は、東京在住ですから、キャンプへ行くのも東日本に偏りがちです。実際、北海道は3回も行っているのに、中国・四国・九州地方は未踏の地となっています(勿論、普通の旅行や仕事では行ったことはあります)。

大阪出身の私としては、西日本も行きたいところがいっぱいあるのですが、東京からは距離が遠いので、なかなか行きづらいのが実情です。

そこで、今年の夏休みは、大阪の実家を経由して九州へキャンプ旅行に行くことにしました。


大観峰展望台から望む阿蘇。


大阪からなら、北九州まで約600kmですから、車でも行ける距離ですが、問題は帰りです。勿論、帰りも実家経由でも良いのですが、そうすると、東京-福岡間でも1,200kmほどありますから、例え大阪で1泊しても2日間走り続けることになります。流石の私も、これはしんどいですが、そこで思いついたのが東京九州フェリーです。

出典:東京九州フェリー

東京九州フェリーは、横須賀-新門司を約21時間で運行しているフェリーです。2021年に就航した新しい航路で、私もいつか乗ってみたいと思っていたのですが、問題は出航・到着の時刻が遅いことです。

東京から九州へ向かう場合、横須賀が23:45出航で、新門司着が翌日の21時となります。流石に夜の9時に着いても、ホテルに素泊まりするぐらいしか方法がありませんので、行程としては1日無駄になります。そのため、東京九州フェリーを使うと時間がムダになると思って、就航当初はあきらめていました。しかし、帰りだけ使うのであれば、九州にギリギリまでいて翌日夜に帰ってくることができるので、寧ろ時間を最大限に有効活用できます。ちなみに、運行ダイヤは、新門司発が23:55、横須賀着が翌日20:45ですから、日が変わる直前まで九州に留まることができます。


ということで立てた計画が以下の通り。


1日目 大阪~さんふらわあ

2日目 別府(ホテル泊)

3日目 別府~阿蘇(古代の森キャンプ場)

4日目 阿蘇・高千穂峡(古代の森キャンプ場)

5日目 宮崎(栄松ビーチ・キャンプ場)

6日目 鹿児島(ホテル泊)

7日目 指宿(指宿エコキャンプ場)

8日目 熊本(ホテル泊)

9日目 佐賀・福岡(モンベル 五ケ山ベースキャンプ)

10日目 佐賀・福岡(モンベル 五ケ山ベースキャンプ)

11日目 新門司~東京九州フェリー

12日目 東京九州フェリー~横須賀


実は、九州も色々観たい所があり、遊びも考えると、これでもかなりの強行軍でした。特に、6~7日目は、大隅半島から薩摩半島にかけて、錦江湾をぐるっと1周するルートを選択していたので、GoogleMapとにらめっこをしていた私も、どこかで破綻しそうな気がしていました。

とは言え、机上演習ではなんとかなっていたので、計画を実行することに(笑)。


今回のキャンプギア

今回のキャンプ旅行で、最大の懸念点が暑さです。

今年は、各地で連日過去最高気温を更新しており、北海道でも連日35度を超える状態でしたから、キャンプ場での暑さ対策は必須でした。

そこで、我が家が持ち込んだのがポータブルクーラー!!

アイリスオーヤマのIPP-2222Gです。

実は、これが大当たり!!

連日の暑さもそうですが、湿度が高くて汗だくになるような環境でも、除湿を入れればテント内は快適♪

撤収時も、30度オーバーの中でも、クーラーの前で涼みながら作業をすることで、だいぶラクになりました。


さて、クーラー以外の持ち物は以下の通りです。

テント:ogawa FACIL
タープ:TATONKA TARP 1&2
タープポール:Snow Peak ウィングポールレッド280×2本+240×4本
ペグ:Snow Peak ソリッドステーク多数
ペグハンマー:Snow Peak ペグハンマー PRO.S、NEMO メルダーハンマー
テーブル:Campers Collection タフライトファイアープレイステーブル
    :モンベル マルチフォールディングテーブル
チェア:Hilander ウッドフレームチェア×1
   :Coleman コンパクトフォールディングチェア×2
マット:Coleman キャンパーインフレーターマットハイピーク ダブル・シングル各1
ランタン:Coleman 286A、285A
ランタンスタンド:Snow Peak パイルドライバー×2
焚火台:スノーピーク 焚火台L
ナイフ:トヨクニ 独遊、TOPS Tracker、etc
パックラフト:ココペリ ローグライト、トウェイン

【その他、小物類】
水用ポリタンク(12L)
クーラーボックス 22L、ソフトクーラー大
バーナー×2(SOTO ST-310)
クッカースタンド(UNIFLAME)
ガストーチ(SOTO フィールドチャッカー)
ポケットトーチ(SOTO スライドガストーチ)
マッチ
フライパン(極SONS COCOpan)
ケトル(グランマーコッパーケトル小)
クッカーセット(鍋×3、フライパン、ミニケトル)
食器・カトラリー類
調味料(油、醤油、酢、塩、砂糖、胡椒、その他)
キッチンペーパー
アルコールティッシュ
アルミホイル
ラップ
タッパー
ハンギングドライネット(Coleman)
LEDランタン×3(GENTOS)
ランタンフック×3
LED懐中電灯×1
救急セット(包帯、ガーゼ、絆創膏、イソジンetc)
石鹸
洗剤
洗濯洗剤
洗濯ばさみ
折り畳みハンガー
歯ブラシ&歯磨き粉
蚊取り線香・蚊バリヤ
虫刺され薬
ティッシュ
ウェットティッシュ
タオル(多数)
サンダル


ココペリのパックラフト。左がローグライト、右がトウェイン

今回拘ったのが、パックラフトです。行程にもある通り、阿蘇で2泊して、高千穂峡でパックラフトを楽しむつもりでした。九州は、他にもカヤックで遊べる所が多かったので、パックラフトはマストアイテムです。

それ以外の道具については、かなりの強行軍であることが想定されたので、最低限に絞りつつシンプルな物を選びました。

テントは、クーラーを使うこと前提で、Facilに。Facilは、ツールームとしてはかなり建てやすい部類に入るので、時間が無い時は心強いです。

ランタンも、普通ならペトロマックスあたりを持っていくところですが、今回は簡便性を優先してColemanのガソリンランタンにしました。

尚、夏の酷暑の中ですから、シュラフは無しで、自宅で普段使っているタオルケットを持っていきました。


こうして、我が家でもこれまでで最大の12日間というキャンプ旅行が始まりました。


つづく



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