先週は全くブログが全く更新できず、2週間近く空いてしまいました。
理由は、私を除く家族全員が新型コロナに罹ってしまったからです(> <)
先々週の金曜日、最初に、娘が熱を出し、発熱外来に行くと抗原検査でバッチリ陽性。その数日後には、妻が発熱し、こちらも陽性に。幸い、私は発症しませんでしたが、念のため外出は控え、2人の看護に専念することになりました。
幸い、私の自宅は、2階が娘の部屋と、私たち夫婦の寝室、もう一部屋はキャンプ道具が詰まった闇部屋(苦笑)で、トイレも2Fにあることから、2人を2階に隔離。私は、1階のリビングで1週間以上に渡って生活するハメになりました。幸い、キャンプ道具は充実していますから、フローリングの上にコールマンのインフレーターマットハイピークを敷き、同じくコールマンのスリーピングバックを広げて布団状にすれば、快適に寝ることが出来ました。
会社は、元々リモートワーク中心ということもあり、上司からは「出社しなくていいから、家族の面倒を見てあげて」と、ありがたいお言葉を頂いたので、仕事しながらの看護体制をとることができました。
そんな事で、まあ、生活自体は問題無かったのですが、仕事と家事の両立は想像以上にハードでした(苦笑)。
普段から、料理は多少していましたが、それ以外の食器洗いや片付け、洗濯、お風呂の準備など、生活全般は妻に任せっきりだったので、ゴミ出しの日すら知らない有様。
いざ、自分でやってみると、これがとてつもなくハード。一つ一つのタスクは、大したことはありませんが、慣れないので、手順を考えたりと大変でした。いやー、改めて、何気なく家事をこなしていた妻の偉大さに気が付きました(^_^;
そんなことで、数日はてんやわんやの大騒ぎでしたが、3日目ぐらいから慣れてくると、仕事の合間になんとか家事をこなせるようになりました。
とは言え、朝ごはんに、パンを焼いてスクランブルエッグを作り、9時からリモートワーク、会議の合間に炊飯器をセットし、お昼休み時間に昼食を作り、午後は仕事の合間に食器洗い、ゴミの整理、洗濯etc・・・18時に仕事が終われば、直ぐに晩御飯作り、2人が食べている間に風呂掃除など。
いやもう、言葉で書くだけでもタイヘンな量をこなしていたので、週末にはグッタリで、何もする気になりませんでした(苦笑)。
さて、そんな大変な生活だった訳ですが、転んでもただでは起きない私。
普段の(?)キャンプギアが、色々と役に立ったのでご紹介します。
一番役に立ったのは、食器類。
キャンプ向けに、セパレート型のトレーを複数持っていたのが使えました。これ1つで、主菜・副菜・ご飯が盛れるので、配膳も含めて便利でした。
当然、シェラカップも大活躍。汁物だけでなく、フルーツやヨーグルトを入れるなど、使い勝手の良さが光りました。
ステンレス製マグカップも良かったです。ベッドサイドに置いていると、当たって落とす可能性があるので、グラス類は避けたいところ。その点、ステンレス製のマグカップは割れる心配ナシ。
これらと同じく役に立ったのが、紙コップと割り箸。何れも、使い捨てができるというのは、感染症では重要なポイントです。どうしても食器を洗う時には、水しぶきが飛びますので、感染リスクが高まります。そういった点からすれば、極力洗わずに済ませるのがベターですから、紙コップや割り箸といった、可燃ごみで捨てることができるものは重宝しました。
特に紙コップは、ペットボトル飲料を入れるのに使いました。最初は、ペットボトルごと2人に渡していたのですが、空きペットボトルはしっかりゴミ袋に封入して可燃ごみで出すというルールになっていたので、直ぐに可燃ごみでいっぱいになってしまいました。
仕方が無く、ボトルをアルコール消毒してペットボトル専用のゴミ回収に出したのですが、これも面倒なので、ペットボトルで渡さず、都度紙コップに入れるようにしたのです。
他には、木のフォークや竹のスプーンなども活躍。何れも100円ショップで購入したもので、使い捨て出来るので便利でした。
実は、紙皿があれば食器洗いをしなくて済んだのですが、紙皿は普段のキャンプでも殆ど使わないのでストックがありませんでした。
※自治体によって、コロナ患者のゴミ出しのルールが異なりますので、事前に確認ください。
さて、食料については、基本的には常時備蓄している我が家ではありますが、毎日缶詰というわけにもいかず、肉や野菜などの生鮮食品は、テレワーク終了後に近所のスーパーに買いに行くことに。
私は濃厚接触者ではありますが、生活必需品の買い物は、不要不急の外出に当たらないため、東京都の基準では、マスクをしていれば可能でした。とは言え、かなり気を遣ったのは事実で、必要な物だけサッと買って帰る生活でした ┐(´д`)┌ヤレヤレ
色々備蓄していた中で、一番使ったのは「レトルトご飯(パックご飯)」でした。ご飯は、炊飯器でも炊きましたが、やっぱり仕事との両立が難しく、間に合わない時は、レトルトご飯が役に立ちました。
さて、数日なら、仕事の合間に買いに行くこともできますが、コロナは丸1週間続きましたし、急だったこともあり、色々と食料が不足する事に。どうしても、買い物に行けず困ってしまったので、東京都の自宅療養サポートセンターの食料品配送サービスを受けました。
基本的には、同居人や知人に買い物支援を得るのが原則ですから、我が家の場合は、私が買い物に行くことが原則ではありますが、仕事もあるのでそんなことも言ってられず、申請することにしました。
で、届いたのが段ボール2箱分の食料。
1世帯につき2箱1セットが届けられます。
レトルト食品を中心に、かなりの量がありました。
1番助かったのが、お茶のペットボトル。
1人1本づつで、2~3日持ちました。
それから、ゼリー。
コロナは、喉が痛くなり、咳も酷いので、暫くは流動食だったので、ゼリー類はありがたかったです。娘が罹った初期に、コンビニ等でそれなりに調達していたのですが、その後、妻も罹ったので直ぐに不足してしまいました。
野菜が不足気味になる長期療養では、トマトジュースも有難かったです。ただ、娘がトマトジュースは苦手なので、野菜ジュースだったらもっと良かったのですが(^_^;
カップ麺は、コロナに罹った2人も食べましたが、特に私が食べました。日々の、仕事と家事だけでいっぱいいっぱいでしたから、食欲も落ち、カップ麺のお世話になりました(苦笑)。
さて、東京都の食料支援はありがたかったのですが、レトルトご飯が入っていなかったことは残念でした。カレーや牛丼のレトルトが入っているのに、ご飯が無いのは・・・
結果、我が家に備蓄していたレトルトご飯を使い切る事に(苦笑)。
あと、レッドブル6缶は、病人が飲むのにはチョット?ですが、これは私が有難く頂きました(笑)。
さて、キャンプギアとアウトドアスキルでコロナを乗り切った私。マットやシュラフのおかげで、フローリングのリビングでも快適に眠れましたし、食器類のギアが役に立ちました。
終盤には、固形燃料ストーブとメスティンですき焼きを作って楽しむこともできました(写真は妻が食べかけを撮影)。
感染症対策を考えれば、食器類を全て使い捨て出来るのがベターでしたから、紙皿も含めてもっと充実しておけばと思いました。
最後に感想を一言。
イヤー、
もう、こんな体験は二度としたくないです(苦笑)。
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