パワーハウス414 ジェネレーターの掃除

2021年8月16日

DIY キャンプ沼 バーナー

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 以前、リユースショップでコールマンの2バーナー「パワーハウス414」を購入しましたが、燃焼音がちょっと安定しないのが気になっていました(購入の顛末はこちら)。

火力的には問題なさそうなのですが、音が気になって料理に集中できないので(苦笑)、ジェネレーターの掃除を行うことにしました。


先ずは、ジェネレーターを取り外します。


パワーハウス414 タンクとジェネレーター


コツは、とにかく恐れずに、レンチなどで反時計回りに回すことです。

私は、ジェネレーターを万力で固定して、タンクを回して取り外しました。


ジェネレーターを外すと、クリーンニードルが出てきますので、これも反時計回りに回して取り外します。


パワーハウス414 ジェネレーターを取り外したところ、ニードルが見える


問題は、ジェネレーター先端のニップルです。


パワーハウス414 ジェネレーター先端のネジ(ニップル)


とてつもなく固くて、万力で固定して回してもビクともしません。こういう時は、ガストーチで炙ります。ネジが熱膨張で緩むので、ガッチガチに締まっていても外すことができます。


パワーハウス414 ジェネレーターの先端のネジを外したところ


全てのパーツをバラしたら、清掃開始。


パワーハウス414 分解したジェネレーター


いつものように、コイルはベンジン(ホワイトガソリンでも代用可)に漬けて、金属タワシで煤を落とします。


ジェネレーター内のコイル


414のジェネレーターには、コイルが3個入っています。


ジェネレーターとコイル


クリーンニードルは、2000番の耐水サンドペーパーで磨きます。


清掃前のクリーンニードルの先端
清掃前

清掃後のクリーンニードルの先端
清掃後


ジェネレーター本体内は、ストロー用のブラシを使って掃除しました。

バルブ周りは、燃料漏れなどは無かったので、今回はそのままに。


パワーハウス414 バルブ



清掃が完了したので、試運転。

おっと、ミキシングチューブから炎が出ています。


パワーハウス414 ミキシングチューブから炎が出ている


先端のニップルのねじ込みが足りなかったようです。


一旦消火して、ニップルを増し締め。


パワーハウス414 正常な燃焼状態


問題なく燃焼しました。


肝心の燃焼音はこの通り。


清掃前



清掃後



清掃前にあった、ボコボコという音がしなくなりました。


これで、音を気にせず使っていけます(^ ^)



それにしても、パワーハウスツーバーナーは丈夫です。

私のバーナーは、93年製造の中古ですが、ジェネレーターの掃除さえすれば新品同様に使えます。


今後、使い続ければ、バルブやポンプカップなどもガタが来るでしょうが、交換パーツが豊富ですから、あと50年は使えるんじゃないでしょうか(笑)。



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