以前、リユースショップでコールマンの2バーナー「パワーハウス414」を購入しましたが、燃焼音がちょっと安定しないのが気になっていました(購入の顛末はこちら)。
火力的には問題なさそうなのですが、音が気になって料理に集中できないので(苦笑)、ジェネレーターの掃除を行うことにしました。
先ずは、ジェネレーターを取り外します。
コツは、とにかく恐れずに、レンチなどで反時計回りに回すことです。
私は、ジェネレーターを万力で固定して、タンクを回して取り外しました。
ジェネレーターを外すと、クリーンニードルが出てきますので、これも反時計回りに回して取り外します。
問題は、ジェネレーター先端のニップルです。
とてつもなく固くて、万力で固定して回してもビクともしません。こういう時は、ガストーチで炙ります。ネジが熱膨張で緩むので、ガッチガチに締まっていても外すことができます。
全てのパーツをバラしたら、清掃開始。
いつものように、コイルはベンジン(ホワイトガソリンでも代用可)に漬けて、金属タワシで煤を落とします。
414のジェネレーターには、コイルが3個入っています。
クリーンニードルは、2000番の耐水サンドペーパーで磨きます。
清掃前 |
清掃後 |
ジェネレーター本体内は、ストロー用のブラシを使って掃除しました。
バルブ周りは、燃料漏れなどは無かったので、今回はそのままに。
清掃が完了したので、試運転。
おっと、ミキシングチューブから炎が出ています。
先端のニップルのねじ込みが足りなかったようです。
一旦消火して、ニップルを増し締め。
問題なく燃焼しました。
肝心の燃焼音はこの通り。
清掃前
清掃後
清掃前にあった、ボコボコという音がしなくなりました。
これで、音を気にせず使っていけます(^ ^)
それにしても、パワーハウスツーバーナーは丈夫です。
私のバーナーは、93年製造の中古ですが、ジェネレーターの掃除さえすれば新品同様に使えます。
今後、使い続ければ、バルブやポンプカップなどもガタが来るでしょうが、交換パーツが豊富ですから、あと50年は使えるんじゃないでしょうか(笑)。