パワーハウス414を衝動買い!!

2021年6月9日

キャンプ沼 バーナー

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以前、「パワーハウス413Hを衝動買い!」という話を書きましたが(詳しくはこちら)、それからひと月も経たないうちに、今度は414を衝動買いしてしまいました!!



パワーハウス414は、ホワイトガソリン専用のパワーハウス413Hを、自動車用のガソリンも使用できるようにしたモデルです。



ホワイトガソリン(白ガス)は、コールマン純正でリッター当たり650円~980円程とかなり高額なため、自動車用ガソリン(赤ガス)が使用できると、圧倒的にコストパフォーマンスが良くなります。また、自動車用ガソリンは、一般のガソリンスタンドで購入可能ですから、入手が簡単という点も大きなポイントです。

但し、赤ガスには、自動車やバイクのエンジンに合わせて様々な添加剤が入っており、オクタン価も高い(燃え難い)ため、白ガス専用モデルで使用すると、煤などが溜まってトラブルの原因となります。

そこで、赤ガスも使えるように、ジェネレーター周りをチューニングしたのが414です。413Hと比較すると、タンクの色がシルバーになっており、ジェネレーターにフィンが追加されています(最近の414はジェネレーターからフィンガ除かれている)。逆に言えば、バーナー部分を含む本体は同じですので、タンクごとジェネレーターを入れ替えれば、413Hでも使用可能です(笑)




以下は、バーナーの比較画像です。


414のメインバーナー

413Hのメインバーナー

414のサブバーナー

413Hのサブバーナー


一見、413Hと414では異なるように見えますが、交換パーツは両者共用ですので、同一です。


414は、以前は日本向けにも正規販売されていましたが、現在は何故か取り扱いが無くなっています。私の入手した414は、本体カバー裏やタンクに貼ってある注意書きステッカーが日本語化されているため、日本国内向けとして発売されていたモデルです。



本体裏側の刻印から93年3月製造と判明。


米国のコールマンは、白ガスと赤ガスの両方が使えるデュアルガソリンモデルを、シングルバーナーやランタンでも展開していますが、何故かコールマンジャパンでは扱いがありません。


ひょっとして、純正の白ガスを売るためとか!?




さて、私の購入した414ですが、413Hを購入したリユースショップとは競合のリユースショップで見つけました(笑)。状態は悪くなく、本体正面に凹みがあったり、一部に錆などが見られますが、バーナー周りの汚れも大したことはありません。414の方がレアなので、普通は413Hより高めの値段設定になっているのですが、税込5,080円と413Hと変わらない値段で販売されていました(ちなみに、前回購入した413Hは5,280円でした)。

とは言え、外観が良くても、ポンプ周りやジェネレーターが逝っていては元も子もありません。ということで、店頭でポンピングしてみると、固くてチェックバルブが回りません。


んんー、これは修理が面倒かも・・・


と思いながら、少し力を入れて回してみると、スルッと回りました。

ポンピングしてみると、無事空気が入っていきます。


やった!これでポンプは問題なしや!


あとは、ジェネレーターですが、クリーンニードルは見えており問題なさそうでしたので、バルブを開いてみると、タンクに残っていたガソリンが吹き出しました。


これは買いや!


と、心の中で軽くガッツポーズを取った次の瞬間には、この414を手にレジへ向かっていました(笑)。



と言うことで、我が家にやってきた414。



外観は、本体前面の凹みと、一部の錆を除けば、全体的には美品です。





バーナー周りの汚れもそれほど無く、ゴトクもキレイです。




ミキシングチューブは、結構汚れが目立ちますが、使用上の問題はありません。



サブバーナー周りも問題なく、バルブも問題ありません。状態の悪い物は、このバルブの把手が無くなっている場合があるので、注意が必要です。



タンクは少し錆や汚れが目立ち、タンク裏にも傷がありましたが、全体としては悪くありません。




ポンプ周りについては、店頭で確認した通り、最初は固かったですが、その後は問題なく稼働しています。おそらく、長年使われなかったので、チェックバルブ周りのオイルが固着していたのでしょう。



分解清掃はせず、リュプリカントオイルの追加のみに留めておきます。


ジェネレータは、結構錆が目立ちますが、それほど酷くないので、問題ありません。ニップル周りは目立った痛みは無く、クリーンニードルもしっかり出ています。




バルブの開閉に合わせてニードルも動いています。たまに、ニードルが中で折れている場合があるので、ニードルの動作は、店頭でしっかりチェックしておく必要があります。



タンク内を確認してみると、僅かですが赤ガスが残っていました。長時間赤ガスが入ったままになっていると、添加剤の影響などで、問題が出ることがあるため少し心配です。



タンク内の赤ガスを全て取り出し、コールマン純正の白ガスを少量入れて洗浄。その後、白ガスを給油して、点火試験を実施。



いつも通り、点火バルブを上にして、メインバルブを開きます。



プレヒートは問題ありません。



赤火が収まって青火に変わっていきます。



全開運転。問題無し!


サブバーナーもしっかり青火が出ています。




1点だけ気になったのが、ジェネレーターからの異音です。たまにボコボコというような音が鳴ります。恐らく、前オーナーは赤ガスをメインに使っており、煤がかなり溜まっているのでしょう。



30分ほど全開で運転したのですが、音に変化がなかったので、これはジェネレーターの掃除が必要そうです。炎には影響無さそうなので、後日暇を見て清掃するつもりです。


これで、パワーハウスツーバーナーが2台になりました。



2+2でフォーバーナー!!


と、一人で盛り上がっていたのですが、嫁が一言。



何で2台もいるねん!

屋台でもやるつもりか!?(怒)



返す言葉もございません。

m(_ _)m




パワーハウス413Hについてはこちら



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