北海道キャンプ旅行記【道北編】9日目(層雲峡~富良野)

キャンプリポート

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 2020年8月18日(火)

今日は、層雲峡から大雪山系の黒岳を目指します。その後、美瑛に回り青い池を観光、最後は富良野の「星に手のとどく丘キャンプ場」で、北海道最後のキャンプです。


大雪山は、北海道最高峰の旭岳(2,291m)などの複数の山で構成されています。黒岳は、標高1,984mですが、5合目までロープウェイ、7合目(約1,520m)までリフトで登れます。軟弱者の私は、黒岳山頂ではなく、7合目にある「黒岳カムイの森のみち」を散策することに。


層雲峡駅の記念撮影スポット


朝、ホテルで朝食を取った私たちは、9時前にチェックアウトし、黒岳ロープウェイの層雲峡駅へ。いざ、ロープウェイの乗ろうとしたら、娘が「気持ち悪い」と言い出しました。どうやら、朝ご飯を食べすぎたようです。ヤレヤレ。


娘の朝食。この後おかわりまでしていた。

ロープウェイを2本見送り、ようやく体調の戻った娘。改めて、ロープウェイに乗り込みます。



5合目の黒岳駅までは、約7分。



ここから、リフトの駅までは、散策路を暫く歩きます。
舗装された散策路から少し入ると「高松台」という展望台があり、黒岳の北側を一望できます。






リフトで7合目へ。




ここまで苦も無く、標高1,520mまで登ってこれます(笑)。


7合目には、ロッジがあり、その脇に登山道があります。本格的に黒岳山頂を目指す場合は、ロッジで記帳してから登ります。



ロッジ周辺に生えている木。




標高1500以上の黒岳の7号目、しかも北海道ですから、風雪の厳しさが伺えます。


下の写真は、登山口から少し登った所。ここからは本格的な登山道が続くので、登山靴などの本格的な装備が必要となります。



さて、私たち家族は、ロッジ横手から延びるトレッキングコース「黒岳カムイの森のみち」へ。



トレッキングコースとは言え、アップダウンはそれなりにあります。



何かを見つけて立ち止まる娘。



トリカブトを見つけました。
以前、毒に関する本を買ってやったのですが、その本にトリカブトが載っていて、覚えていたようです。


このトレッキングコース、注意して道の周辺を見ていると、シカやキツネの足跡があります。下の写真は、娘が撮ったシカの足跡です。



5合目のロープウェイからリフトへ向かう舗装路の途中には、足跡の型がありますので、それを覚えておくと、トレッキングコースをより楽しむことができます。


キツネ

シカ


娘は、目敏くこれを写真に撮っていました(写真は娘が撮影したもの)。



さて、トレッキングコースの終点、「あまりょうの滝展望台」に到着。かなり遠くになりますが、「あまりょうの滝」が見えます。




黒岳山頂は、ガスがかかっています。



「黒岳カムイの森のみち」は、往復40~50分程度の道のりですが、それなりに自然を楽しむことができました。



帰りの黒岳駅で、次のロープウェイまで暫く時間があったので、駅舎の上の展望台へ。


遥か下に層雲峡のホテル街が見える。


全景360°の大パノラマが広がっています。




ここで、嫁が一言「上まで登らんでも、ここで十分やったんちゃう?」。

家族全員、軟弱者の私たち(苦笑)。



黒岳を楽しんだ(?)私たちは、層雲峡の観光スポット「銀河・流星の滝」を見物に。


銀河の滝

流星の滝


逆光でいまいち写真の写りは悪いですが、実物は、なかなかの景色でした。
本当は、駐車場から20分ほど登った所に双瀑台という展望台があり、そこからは更に良い眺望が開けているのですが、嫁と娘が黒岳で既に疲れ果てていたので、登るのをやめました(苦笑)。



さて、層雲峡に別れを告げ、最終目的地「星に手がとどく丘キャンプ場」へ向かいます。




層雲峡からは、大雪山の反対側にあたるため、車で2時間半ほどかかります。当初の計画では、黒岳の反対側にあたる旭岳もロープウェイで登って、大雪山を縦走した気分を味わおうと思っていた訳ですが、サロマ湖で時間を使ってしまったので、今回はパス。


その代わりという訳ではありませんが、途中の美瑛で「青い池」に寄りました。



流石は北海道で有名な観光スポット。平日にも係わらず駐車場は殆ど満車状態。今回のキャンプ旅行で、一番の人混みでした。これまで回ってきたのが、ノシャップ岬、利尻島、礼文島と、あまり観光地としてはメジャーではなかったこともあり、人の多さにびっくり。
よくよく考えてみれば、前回の道東巡りでも、阿寒湖・知床を除けばマイナーな観光地ばかりだったので、「青い池」のような王道の観光スポットに来たのは、これが初めてでした(笑)。




人が多いとはいえ、遊歩道は一方通行で、人の流れもゆっくりだったので、十分に景色を楽しむことができました。


「青い池」は、自然にできた池ではなく、美瑛川の堰堤に水が溜まってできた池です。元々は、1989年に十勝岳の火山泥流対策として整備された堰堤に、水が溜まって池のようになり、生えていた樹木が立ち枯れてしまった結果、このような幻想的な風景になったのです。
防災で作ったのに、いつの間にか観光地になってしまったというわけです(笑)。



私には、立ち枯れと言えば、野付半島のトドワラの方が印象深いのですが、これはこれで良しとしておきましょう(苦笑)。



さて、有名スポットの観光を終えて、キャンプ場に向かうのですが、途中で温泉に寄りました。富良野で既に16時近かったので、キャンプ場に行く前にお風呂を済ましてしまおうと考えたのです。


立ち寄ったのは「万華の湯(ばんかのゆ)」。大人980円と少し値は張りますがバスタオとタオルが付きます。泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉で、pH7.5の弱アルカリ性。源泉温度は41.8℃と少々低めですが、茶褐色の濁りがあり、本格的な温線が楽しめます。露天風呂から眺める富良野の風景もなかなかの物。


さて、風呂上がりのお楽しみは、コレ!



温泉に併設されているスイーツ店「サンタのヒゲ」。

メロンを豪快にカットして、ソフトクリームがトッピングされた富良野ならではのスイーツです。



娘は、チョコレートソースがプラスされたゴジラのヒゲ(小)。



私は、シンプルにさんたのヒゲ(大)を嫁と分けることに。


食べ始めて気が付いたのですが、これ「大」を頼むべきです。メロンを4分の1にカットした「小」では、溶けたアイスクリームがお皿にこぼれてしまうので、食べにくいです。
「大」はハーフカットなので、メロンの中央に乗ったソフトクリームが溶けても、こぼれずに食べることができます。それに、溶けたソフトクリームと、メロン果汁が混ざって、最高のメロンジュース状態になります。


風呂上がりの私たちにとっては、最高のスイーツでした。



お風呂とスイーツを楽しんだ私たちは、近くのスーパーに寄って、今晩の食材を調達。この時、何気なく鮮魚コーナーを見たのですが、生ウニを発見。半舟で2千数百円でしたが、値札には道内産生うにの文字が。パッケージをよく見ると「小川水産」とあります。

北海道の小川水産は、ウニで有名で、大阪の黒門市場であれば、1舟8千円は下りません。それが、半舟とは言え2千円ちょっと。既に、利尻・礼文とウニを食べまくってきたので買いませんでしたが、「流石は北海道やなー。そら北海道でチリ産とかロシア産のウニなんか食べへんよな~」と、嫁と納得してしまいました(笑)。



さて、色々寄り道をしてしまいましたが、17時頃にキャンプ場に到着。
「星に手がとどく丘キャンプ場」は、入り口にジンギスカンBBQレストランが併設されており、私が行った時は満席状態でした。管理棟が分からず右往左往したのですが、レストランの右端に管理事務所がありました。



受付を済ませて、早速テントを張っていると、ポツリポツリ。曇っていたので怪しい天気だとは思っていましたが、雨が降り出してしまいました。

雨はじきに止みましたが、曇天は変わらず。「星に手がとどく丘」なのに全く手がとどきませんでした(苦笑)。まあ、この日は終日曇っていたので、初めから星は諦めていました。


星には手がとどきませんでしたが、このキャンプ場はファイヤーピットが各サイトに設けられているので、そこで焚火ができます。私も久しぶりの直火を楽しみました。
薪は、自宅から持ってきたものは殆ど尽きていたので、ホーマックで1束追加。MIX薪を買ったのですが、ごっつい大割が入っていたので、これを土台に使います。


小割を割って、フェザースティックを作って・・・


上に小割を並べて・・・


着火は、バーナー(手抜きっ!!)


十分に火が付いたら、大割の薪を組み替えて・・・


薪コンロの完成!



今日の晩御飯は、チャーハンなど中華料理ですので、火力が必要となります。そのため、薪を大量に燃やして熾火を作成。



愛用のcocoPanで玉ねぎとハムを炒めていきます。



卵、ご飯を入れて一気に煽っていきます。
火力が足りなかったので途中で薪を追加(汗)。



焚火チャーハンの完成。



餃子も焚火で。



他に、バーナーで、鶏のから揚げ、卵スープも作りました。



晩御飯を美味しく食べたら、焚火を見ながら、ウィスキー。



娘がトイレから戻ってくると、焚火ポンチョにカブトムシの雌が。
トイレから出ようと扉を開けた時、上からボトッと落ちてきたとのこと。
暫く観察して、森に返してやりました。


そう言えば、前回の北海道キャンプでは、やっぱり娘がトイレでクワガタを捕まえたことを思い出しました。
こういった自然とのふれあいも、キャンプの良いところ。



これで、北海道の夜は最後。
明日は、苫小牧からさんふらわあに乗ります。


つづく


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沼にハマると抜け出せなくなる性格の40代おっさん。関西出身で現在は東京都在住。嫁と娘の3人家族で年間30泊ほどキャンプに行って飲んだくれている。

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