九州キャンプ旅行記 5日目(阿蘇・高千穂峡~日南)

2023年9月29日

キャンプリポート

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2023年8月11日(金)


キャンプ旅行5日目。

昨日から、雨が降ったりやんだりの天気でしたが、朝には晴れになっていました。


古代の里キャンプ村は、谷間のキャンプ場ということもあり、夜の気温は30℃を切っていましたが、湿度が高くしんどい状況でした。

しかし、ポータブルクーラーを持ち込んでいたおかげで、除湿で快適に寝ることができ、むしろ寒いぐらいでした。ツールームのファシルのグランド全体にブルーシートを敷いておいたので、下からの湿気が抑えられたことも、快適性に繋がりました。


イヤー、「電源サイトでひえひえ♪」おすすめです!


さて、今日は、阿蘇から高千穂峡を抜けて、宮崎県の日南へ向かいます。

阿蘇から、この日の宿営地となる「栄松ビーチ・キャンプ場」へは約230kmありますので、ゆっくりはしていられないのですが、先ずは大観峰へ。


昨日とは打って変わって、晴天に。


やっと晴れたー



ここから更に、阿蘇パノラマラインを走り、阿蘇山上広場へ向かいます。

先ずは、阿蘇山上広場手前にある、草千里ヶ浜駐車場へ。

阿蘇山が、望める展望台があります。

ここで、お昼ご飯。

草千里ヶ浜駐車場は、有料ですが、阿蘇火山博物館をはじめ、各種レストランなどが入っています。駐車場の向かい側では、乗馬体験などもでき、ここだでけでも半日ぐらい遊べる規模があります。

娘がバスタを食べたいと言うので、douce Nucca(ドゥース ヌッカ)というレストランに入りました。

写真を撮り忘れてしまいましたが、娘はカッペリーニ、嫁はキッシュプレート、私はピザをチョイス。


更に娘は、クマ型の抹茶アイスが入った「くまっちゃラテ」をオーダー。

味は、意外と甘くなくてすっきりとした味わいだとのこと。



ひと休憩した後は、阿蘇山上公園から間近に阿蘇山を見学。

有料道路を使えば、更に火口付近まで近づけるのですが、ここからの眺めて満足した我が家は、阿蘇山を後に。


さて、今度は阿蘇山の南側に廻り、湧き水を汲みに行きます。

阿蘇から熊本にかけては、地下水が非常に豊かなため、各所に湧き水があります。

私が向かったのは、吉田城御献上汲場。

ここの湧き水を汲んで、この一帯を治めていた吉田氏の城で使用していたのだそうです。

水を飲んでみると、喉越しの良い水でした。


娘はと言うと・・・


水を汲むひしゃくで、湧き水の中を泳いでいるメダカを掬おうとしていました。


おい!何しとんねん!!

高校生やぞ!?



その後、田園風景の中を進んで行くと、高森湧水トンネル公園に到着。

ここは、トンネルの中から湧水が沸いているという全国でも珍しいスポットです。

それもそのはず、元々は、旧国鉄高森線と高千穂線を結ぶ鉄道トンネルとして着工されたのです。ところが、トンネル工事中に大量の出水が発生し、結局トンネルとしての使用を断念。その後は、高森町の水源地となり、毎分32トンの湧水量を誇るそうです。


トンネルの中は、有料で入れるのですが、時間が惜しいため、観光は諦めて水だけ汲んで、一路高千穂峡へ向かいます。


今回のキャンプ旅行の目玉は、高千穂峡でした。美しい峡谷を、パックラフトで楽しむつもりだったのですが・・・

清流どころか、コーヒー牛乳です(>_<)


やっぱりかー


台風6号が、九州全体に大量の雨を降らせたのですから、数日で戻るはずもなく。

もう、ここまでくると笑いしか出ません(^_^;



さて、泥川の高千穂峡を散策しても仕方が無いので、早々に切り上げて、今日の目的地の日南へ向かいます。

日南は、東九州自動車道の最南端となりますので、高千穂峡からは3時間近くかかります。高千穂峡を出たのが、14時過ぎでしたから、到着は早くても17時頃になります。



宮崎県も、大雨警報が多発していたので、道路が心配だったのですが、道中特に問題は無く、予定通り17時過ぎに日南東郷インターへ到着。

そこからキャンプ場へは、30分程の距離でしたが、チョット寄り道をして温泉に入ることに。

出典:天然温泉ひなたの宿日南宮崎

向かったのは、日南東郷インター下りて直ぐの所にある、「天然温泉 ひなたの宿」。

立派なホテルですが、日帰り入浴も営業しており、大きな浴場で長距離移動の疲れを癒すことができました。


その後、買い物なども行ったため、「栄松ビーチ・キャンプ場」への到着は19時近くになってしまいました。このキャンプ場は、受付が17時までなのですが、事前に電話で事情を説明し、遅くなる旨を伝えていました。快く対応頂いたスタッフの方には、感謝しかありません。

栄松ビーチ・キャンプ場。駐車場の奥がビーチになっている。
写真は翌朝撮影したもの。

キャンプサイトは、芝生のフリーサイト、デッキサイト、オートサイトの3種類があります。私たちが使用したのは、オートサイトでしたので、遅い時間でも車横をづけして設営ができました。


デッキサイトには、テントを固定するための環が付いているので、ガイロープなどで固定することができます。


さて、今日の晩御飯は、途中の道の駅で購入した宮崎牛カレー。

なんだか、昨日につづいて手抜きっぽいですが、時間も押していたので仕方がありません。

それに、レトルトとは言え、とても美味しかったです。


更に、余ったご飯は、宮崎牛ふりかけで頂きました。


あとは、高森湧水トンネル公園で汲んできた水でウィスキーを。

これだけで、至福の時です。



つづく


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