そこまでやるか!?ダイソー1合メスティン用ポケットストーブ

2022年2月25日

100円ショップ topics

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ダイソーネタが続きますが、今回はポケットストーブです。


ポケットストーブと言えば、エスビットが元祖ですが、今では中華製のバッ●物がAmazonに溢れています。

そんなご時世ですから、ダイソーでもミニストーブなる●ッタ物が売られていますが、先日、行きつけのダイソーを覗いたところ、新たに「ポケットストーブ」という商品名で売り出されていました。


ダイソーの店頭に並ぶミニストーブとポケットストーブ
店頭には、新旧のポケットストーブが並んでいた。
横に並んでいるアルコールストーブについても近々レビュー予定(笑)。


私は、これを見て「どんだけポケットストーブ売りたいねん」と思ったのですが、よく見ると「メスティン(1合用)に収納可能」と書いてあるではありませんか!


ポケットストーブの箱書き


うーん、ここまできたら最早執念やな・・・

と思いつつ、折角なのでレビューするために買ってきました(苦笑)。


ダイソーのミニストーブとポケットストーブの比較

冒頭でご紹介した通り、ダイソーでは、現在2種類のポケットストーブが販売されています。


ミニストーブ(左)とポケットストーブ(右)のパッケージ


先に販売されていたミニストーブは、サイバートレーディング社の製品、ポケットストーブはダイソーオリジナルの製品となっています。

いずれも、MADE IN CHINAですから、中国からの調達品ということになります。


並べてみると、新しく発売されたポケットストーブの方が僅かに小さいことが判ります。


左がミニストーブ、右が新発売のポケットストーブ
左がミニストーブ、右が新発売のポケットストーブ。


重ねると、サイズ差がよく分かります。といっても約3mmしか違いませんが。


下がミニストーブ、上が新発売のポケットストーブ
下がミニストーブ、上が新発売のポケットストーブ。


この僅かな奥行きの差で、ミニストーブはダイソーの1合メスティンに入らなかったわけです。


ポケットストーブを1合メスティンにスタックした状態


大きさ以外の違いを見てみると、エンボス加工されたイラストに僅かな違いがあります。

ポケットストーブの方が、プレスラインがやや太く、彫も深くなっています。


エンボス加工されたイラストの比較
左がミニストーブ、右が新発売のポケットストーブ。

エンボス加工されたイラストの比較
左がミニストーブ、右がポケットストーブ


また、固形燃料の炎のイラストや、サイドの4つの点の位置なども若干異なっています。


製造元が同じなのか異なるのか気になる点ではありますが、まあ大した差は無いでしょう(苦笑)。


使用感について

では、実際に使用した感触をレビューしましょう。

使用感といっても、ミニストーブとサイズは殆ど変わりませんから、使用感も同じです。

※写真は全て、左がミニストーブ、右がポケットストーブ


ストーブを開いた状態、左がミニストーブ、右がポケットストーブ


ストーブを開いた状態、左がミニストーブ、右がポケットストーブ


奥行きが約3mm短くなっただけで、幅や高さは変わりませんので、固形アルコール燃料を使用した場合の火力も変わりません。


ストーブにメスティンを乗せた状態、左がミニストーブ、右がポケットストーブ

ストーブにメスティンを乗せた状態、左がミニストーブ、右がポケットストーブ


当然、メスティンとの相性も変わらず、1合を炊くのに丁度いいストーブということになります。


ポケットストーブを使っての炊飯
固形アルコール燃料で、簡単にご飯が炊ける。


メスティンへの収納について

さて、1合メスティンへの収納について見ていきます。

既に紹介した通り、ポケットストーブは、ダイソーの1合メスティンに丁度入る大きさに調整されています。問題は、それ以外に何が入るかです。


ポケットストーブをスタックした上に固形燃料を乗せている


一番一緒に入れたいのは、やっぱり固形燃料です。

写真の物は、同じくダイソーで販売されている物ですが・・・


メスティンから固形燃料がはみ出している


微妙にフタが浮いてしまいます(笑)。


本当は、専用網も一緒に入れたいところですが、これを入れると尚更固形燃料が入りません(苦笑)。


メスティンにポケットストーブ、網、固形燃料をスタックした状態

うーん、これは固形燃料のリニューアルも必要な気がします(笑)。

確かにストーブがスタックできるのは便利ですが、それによって燃料が入らなくなるのは・・・・・ねぇ(^_^;


ダイソーのポケットストーブはダイソー1合メスティン専用?

以上、新たに発売されたポケットストーブについて見てきましたが、この製品は、箱書きにもあるように、ダイソーの1合メスティンに合わせて作られた物と言えます。


元々、ミニストーブは、エスビットのポケットストーブを丸パクリした物で、サイズも殆ど同じですから、トランギアに代表される1.5合サイズのメスティンとは相性が良かったのです。


サイバートレーディングのメスティンとダイソーのメスティン


販売元のサイバートレーディングからは、トランギアのメスティンとラージメスティンに対応する1.5合と2合のメスティンが発売されており、これと組み合わせるために、エスビットをパクったミニストーブを販売したのだと思います。


一方、ダイソーは独自サイズの1合メスティンを発売、これが爆発的に売れたことから、後追いでミニストーブを調達したものと思われます。ところが、ミニストーブが1合メスティンにスタッキングできないことが判明、おそらくユーザーからのクレームがあったのだと思いますが、1合メスティンのサイズに合わせて新たにポケットストーブを独自調達したのでしょう。

固形燃料については、ちょっと残念な結果でしたが、代わりに箸やスプーン等を入れるのであれば、それはそれでアリでしょう。

寧ろ、1合という独自サイズのメスティンへの拘りが感じられますので、今後のダイソーに期待したいです。



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