北海道キャンプ旅行記【道東編】5日目(知床五湖~羅臼~国設知床野営場)

キャンプリポート

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2018年8月20日(月)
北海道キャンプ旅行5日目は、今回の旅行のメインとも言える知床五湖です。


知床五湖は、その名の通り5つの湖からなる湿原で、5つの湖を散策できるように遊歩道が整備されています。知床半島全体は、ヒグマの生息地でもあり、この遊歩道にもヒグマが現れることがよくあるそうで、スタッフが毎日遊歩道を歩いてヒグマの痕跡などを探しながら安全を確認しているとのことです。
遊歩道は2種類あり、電気柵に囲われた高架木道を歩くコースと、それに加えて遊歩道を歩くことが出来るコースがあります。遊歩道を歩くためには、遊歩道を歩く注意点やヒグマの危険性などに関するレクチャーを10分ほど受ける必要があります。

レクチャーを受ける知床五湖フィールドハウス
出典:知床五湖

この遊歩道は、国定公園で世界自然遺産でもある知床の自然に触れられるということで、私も楽しみにしていました。

スタッフ手作りの鳥たちの解説

尚、万が一遊歩道近くにヒグマが出没したら、大声をださずに静かに直ちに引き返してくださいとのことでした。あと、ヒグマは鼻が利くので、食べ物やジュースの持ち込み禁止です(特にクマは甘いものが大好き!)。持ち込み可能なのは水かお茶のみです。

さて、レクチャーを受けて私たちも出発。知床五湖は、それぞれ一湖、二湖と名前(?)が付いていますが、遊歩道のコースは五湖から順に一湖まで巡るコースになっています。

歩き始めてじきにヒグマの爪痕?みたいな傷を発見!

鬱蒼とした森が延々と続きます。遊歩道は、ロープが張ってあり、その中だけ歩けます。

五湖です。素晴らしい透明度です。

四湖。

大きな木ですが、立ち枯れて中が空洞になっています。

中から見ると上に穴が空いています。

三湖。

遊歩道内を流れる小川。

最も面積が大きい二湖。

中央に小島があります。

一湖。この湖は高架木道からも見えます。

高架木道から見る一湖。

高架木道は電気柵が張り巡らされています。

ササ原の中に作られた高架木道。


ゆっくり歩いて、約2時間ほどの工程でした。エゾリスを見たいと思っていたのですが、残念ながら見つけることはできませんでした。

知床五湖パークサービスセンター
出典:知床五湖

知床五湖を1週してお腹も減ったので、併設されている知床五湖パークサービスセンターへ。
ここは、お土産物の販売の他、軽食サービスもあるので、鹿肉バーガーと鹿肉コロッケを購入。鹿肉バーガーは、油が少なくやや淡泊ですが癖もなく食べやすいです。コロッケも鹿肉と言われないと気が付かないかもしれません。どちらも美味しかったです。
娘は、コケモモと山ブドウのジュースを注文。ベリー系のさっぱりした美味しいジュースでした。


パークサービスセンターで見つけた子熊のはく製。
この子熊は、観光客が与えた1本のソーセージが元で、殺されてしまった可愛そうな熊です。人間からもらった食べ物の味を覚えてしまった熊は、その味が忘れられず、度々人里に現れるようになったそうです。捕まえては山に返すということをしていたのですが、ある日学校の校庭に現れたため、已む無く射殺することに。
自然に対する人間の責任の重さを浮き彫りにしているエピソードだと思います。


さて、知床五湖を堪能した後は、知床半島を横断して羅臼町へ向かいます。



約1時間の山道を走ります。
途中に、知床峠展望台があり、北方四島を眺望することができます。


山の向こうに国後島がうっすらと見えます。
社会の勉強のために、娘にレクチャー。いまいちピンと来ていない様子orz
一路、羅臼港に向かいます。

羅臼港からも国後島が良く見えます。

せっかく羅臼まで来たのですから何かお土産でもと思い、道の駅知床・らうすへ。カニやイクラ、ウニ、ホッケと海産物が豊富に売られていましたが、キャンプの途中で生物を買うわけにもいかず断念。晩御飯にしても良かったのですが、既に別の食材をセイコーマートで購入済みだったので、生ものは見送りました。その変わりと言ってはなんですが、羅臼といえば羅臼昆布でしょう!ということで、2,000円ほどの羅臼昆布を購入。

その後、少し南に下ったところにあるホーマックニコット羅臼店へ。北海道に来てから4日目ということもあり、初日にイオンモール苫小牧で買い込んで以来、まとまった買い物をしていなかったので、色々と不足していました。セイコーマートでも野菜や卵などはある程度買えるのですが、スーパーほどの品揃えはありません。ホーマックニコットは、ホームセンターとスーパーが合体したような店なので、食材や炭などを購入。キャンプ中盤に向けての準備完了となりました。

さて、あとは国設知床野営場へ帰るだけですが、私の好きな寄り道をします!
寄り道といっても、帰りの道路沿いにあるのですが、北海道出身の友人から「ぜったい行くべき!」と言われていたので、期待に胸躍らせながら行きました。

知る人ぞ知る秘湯「熊の湯」です!

写真左奥に見える建物が男湯の脱衣所

駐車場は道路沿いにあり、温泉は川を挟んだ向かい側にあります。
女性側は木の塀で囲われていますが、男性側は完全オープンですので、川の向かい側から見えてしまいます!
一応、脱衣所はありますが、シャワーや洗い場も無い露天風呂です。地元の常連と思われる方は、自前の石鹸で頭を洗って、温泉の湯をかぶってました。
この熊の湯ですが、源泉温度が80度以上あるので、普通にはとても入れません。そのため、湧水をホースで引いてきてあるので、それで温度を調整します。
泉質は不明ですが、僅かに硫黄臭のする白濁した湯で、とてもいい湯でした。

川に架かった橋から撮影。奥に白い煙が立っている所が源泉。

熊の湯は、無料で入れる温泉ですが、維持・管理は地元の方が行っておられ、掃除も毎朝されているとのことですので、皆さんに感謝して使わせていただきましょう。


さて、体もさっぱりしたところで、知床野営場に戻り、夕飯の支度をしつつビールを一杯。そのうちに夕暮れになってきましたので、昨日見られなかった夕日を見に夕日台展望台へ。

夕日台展望台から見たウトロ港

ウトロの海に沈んでいく夕日が美しい

この展望台、確かにきれいな夕日が見られるので人気なのは分かるのですが、中国人が多いことが気になりました。展望台だけでなく、知床野営場でかなりの中国人がキャンプをしています。観光目的なら、周辺にホテルや旅館があるので、そっちに泊まればいいのにと思っていました。あとで調べて分かったのですが、知床野営場は道東を舞台にした中国映画のロケ地だったらしく、夕日台展望台もワンシーンとして使われていたとのこと。それで中国人が多かったのかと納得。これも聖地巡礼!?

さて、今晩は2日目の支笏湖美笛キャンプ場のリベンジです。


ジンギスカン!
そう、前回は解凍に失敗しラム肉丼になってしまいましたが、今回はばっちり気を付けて解凍しました!

やっぱり、本場で食べるジンギスカンはウマい!
ビールが進む!!
マトンも独特の臭みが逆にウマい!

と、テンション上がりっぱなしの私の横で、娘が一言。

「おとうさん、ジンギスカンって、煮た方がおいしいな。」

ガーン!!!

続く

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沼にハマると抜け出せなくなる性格の40代おっさん。関西出身で現在は東京都在住。嫁と娘の3人家族で年間30泊ほどキャンプに行って飲んだくれている。

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