雨の日はアウトドア用シャベル・スコップが必須な理由

キャンプtips

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キャンプ歴が長くなってくると、避けて通れないのが雨対策です。
毎回ドピーカンの晴れと言う分けにはいかず、時には土砂降りに遭うこともあります。
多少の雨であれば、あまり気にしなくても良いのですが、近年のゲリラ豪雨のような雨に遭遇すると、地面に雨水が浸み込むよりも速く溜まるため、時にはテントが水没したような状態になることもあります。

今回は、そんな雨の日にテントが水没しないで済むように、気を付けるポイントと、シャベル・スコップを使った水はけのノウハウをまとめてみたいと思います。

グランドの状態を見極める

近年のキャンプ場は、良く整備されているので、比較的に水はけも良好ですが、時には水はけが十分でない場合もあります。ですから、雨が降りそうな時は、グランドの状態を見極めて、テントを建てる場所を選ぶ必要があります。


地面が芝生の場合は、基本的に水はけが良いと考えて問題ありません。一般的に芝生として使われている日本芝や高麗芝などは、イネ科の植物ですので、水の浸透性が高い土壌でないと育たないからです。牧場跡地のキャンプ場は、地面が踏み固められたりして、水の浸透性が悪い場合があるので注意が必要です。できれば、テントを張る時に、周りより少し窪んでいる場所などは避けるようにしましょう。窪んでいる所は、水が溜まりやすく、場合によっては巨大な水溜まりになることがあります。


土の地面がむき出しになっている場合は、見極めが難しいです。木の葉が大量に落ちて折り重なっているような場合は、地面が柔らかく、かなりの雨が降っても浸透していくので問題ありませんが、固く踏み締まっているような場合は、土砂降りになると一発で回りが水溜まりだらけになります。
できれば、こういう場所は避けた方が良いのですが、区画サイトだと避けようがありませんので、その場合は、後述する水はけ対策を行いましょう。


問題は、砂や砂利が敷いてあるキャンプ場です。砂や砂利は、水の浸透性が高いので、かなり強い雨でも、水溜まりができることはありません。しかし、一般的なキャンプ場は、山の斜面などを切り開いて整地し、砂や砂利を撒いている場合が多いため、下が粘土層などの場合は水が浸透せず、サイト全体が水浸しになることがあります。私も何度か経験しましたが、こういったキャンプ場では、しっかり溝を掘って水はけ対策をする必要があります。
砂や砂利の下が、土か粘土層かは、見た目では判断が厳しいので、雨が降り出したら、水はけに注意しておきましょう。
数日前に雨が降った場合は、水はけの悪いグランドは、水溜まりや雨水が流れた跡などがありますので、テントを建てる前に注意して見るようにしてください。

テント周りの水はけ対策

もしも、水はけの悪いサイトに当たった場合は、テント周りなどに水路を掘って水はけ対策を行います。勿論限界はあるのですが、やらないよりはマシですので、頑張って掘りましょう。

一番重要なことは、テントを水没させないことです。ドームテントであれば、きっちりグランドシートを敷いて、インナーテントを建てていれば、たとえ水没しても、テントの中まで水浸しになることはありませんが、前室が水浸しになったりと、不快なことに変わりは無いので、水路を作っておくのがベターです。

水路のレイアウトを考える

先ずは、水路のレイアウトを考えます。基本的には、テント周りを1周するように溝を掘ります。テントに降った雨が流れ込むようにすることで、テント周りが水浸しになるのを防ぎます。雨が弱ければ、溝を掘るだけでも、溜まった水が土中に浸透していきますが、雨が強い場合は、溝から水が溢れてしまいますので、別途水路を作ります。


水路を作る場合は、グランドの高低を見極める必要があります。低い側に流すように水路を作れば、自然と水が流れていきます。
グランドに、高低が殆ど無い場合は、自然に流れていくようにするのは無理があるので、その場合は、数か所ピットを掘ることになります。


テントから数十センチ離れた場所に、直径20~30cm、深さ20cm程度の穴を掘り、そこに水が流れ込むようにします。余程の粘土層でない限り、ピットに溜まった水は土中に浸透していきますので、水路の水が溢れないかどうか見極めながら、水の溜まり具合に合わせて、ピットを掘ってください。

溝を掘る

幅5cm程度、深さ5~10cm程度を目安にして、フライシートの下、スカートがある場合は、スカートの裾が水路にかかるように掘ります。
掘る時は、常に水の流れる方向、つまりは高低差を気にしながら掘りましょう。また、溝を掘る時は、深さに気をつけてください。深く掘りすぎると、水が流れるようにするために、下流をより深く掘らなければならなくなるので、掘るのが大変になります。

タープ下も溝を掘ろう

特に大型のオープンタープを張ると、テント以上に雨水を受けるので、タープ周辺だけでなく、タープ内まで水が流れてくることがあります。そうなると、リビングが水浸しになってしまうので、タープに降った雨が集まる場所に溝を掘りましょう。
オープンタープの場合、実際何処に雨水が集まってくるか分かり難いので、雨の状況を見ながら掘る方がベターです。雨が降り出したら、タープに降った雨が集まって垂れてくる場所を見つけて、そこに溝を掘ります。ヘキサタープやレクタタープであれば、コの字型に掘ればOKです。あとは、テント同様に、水路を作るかピットを掘るか、状況に合わせて対応しましょう。

アウトドア用シャベル・スコップは必ず用意しておこう

溝を掘るためには、当然シャベルが必要になります。男らしくナイフで掘ると言うのもアリですが、刃がボロボロになるのでやめておいた方が良いです(笑)。
アウトドア用シャベルは、色々ありますが、小型のシンプルなもので充分です。




注意点としては、必ず、先の尖った物を買ってください。角型シャベルは、園芸などで土をならしたりするのには向きますが、掘り返すのには不向きです。
アウトドア用シャベルは、つるはしが付いている物もありますが、正直私は使ったことがありませんので、無くても大丈夫です。

いくつか、簡単にご紹介しますので、お好みの物をお選びください。






帰る時は必ず埋め戻す

雨水対策として掘った溝やピットは、帰るときには必ず埋め戻してください。そのまま放置すると、次に使う人がつまずいたりして、怪我の原因となります。特にピットは、知らない人にとっては、落とし穴みたいなものですから、大変危険です。
焚火もそうですが、キャンプは現場復帰が基本です。


以上、雨の日の対策についてのご紹介でした。


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沼にハマると抜け出せなくなる性格の40代おっさん。関西出身で現在は東京都在住。嫁と娘の3人家族で年間30泊ほどキャンプに行って飲んだくれている。

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